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『呪怨』シリーズの清水崇監督が語る
最新作『戦慄迷宮3D』制作秘話セミナー開催報告

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9月15日に 映画監督、清水崇氏を招いてセミナーを開催。

セミナーは、最新作『戦慄迷宮3D』の制作秘話を監督ご本人に語っていただきました。

清水監督は、大ヒット作品の劇場版『呪怨』、『呪怨2』を手がけ、アメリカでも

『THE JUON/呪怨』、『呪怨 パンデミック』で2作品連続で全米初登場No.1という偉業を成し遂げた日本を代表する映画監督です。

そんな清水監督の最新作『戦慄迷宮3D』。日本映画史上初フルデジタル3D実写長編映画となりました。

清水監督だけではなく配給元アスミックエースの谷島プロデューサーにもご参加頂きました。一体、どのように制作されたのでしょうか。

イベントの始まりは、世界三大映画祭のひとつ第66回ヴェネチア国際映画祭で上映され、1500人の観客が息をのみ、驚愕し、拍手喝采を贈った3Dハイライトシーン!

この世界初上映された“ワールドプレミア3Dフッテージ”を参加者みなさんに見てもらうことから始まりました。

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-「戦慄迷宮3D」は監督初の3D映画。通常の映画撮影との1番の違いは何でしたか?

清水監督:
実は本作は、日本で初めての3D映画。3D作品ということで、撮影自体は、カメラが普通と違って2台あるんです。

人間の目のようにレンズが2つあって角度と距離を変えながら撮るのでそういう手間ひまはちょっと大変だったりしましたね。

今回は現場で日本ではその当時まだ発売されていなかった韓国のメーカーの3Dのメガネをかけてテレビのモニターで直接映像を見ながら確認できるものを用意して頂いたんです。

どれくらい飛び出しているのか等を確認しながら撮れたのでそれはすごい画期的だったし楽しかったですね。

こういうシステムを作ってくれたのが先程も紹介した今隣にいる谷島プロデューサーなんです。

谷島プロデューサー:
3Dって下手な監督が撮ると目にすごく負担がかかるんですね。そういった意味ではすごくなめらかに感じられてかつ怖くて美しいそういう世界観が出来たと思います。

清水監督:
僕は呪怨っていう映画も撮っていて“呪怨みたいな3Dの映画”を連想された人には“あれ?思った程怖くない。”って人もいます。

3Dの効果を活かすために、今までとは違うものに挑戦し、ゆっくり冷たくきれいな怖さっていうのをポイントに作っていきました。

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-最後に一言ずつお願いします。
谷島プロデューサー:
とにかく予想裏切る映画です。全く新しい恐怖を届けることができるんじゃないかなと思っています。

清水監督:
劇場ならではの臨場感溢れる映像とサラウンドのシステムで、新しい冷たくて美しいゆっくりとした恐怖を味わって頂き物語も楽しんでもらえればなと思います。

お二人の制作に対する情熱や手法をお話いただき、大変貴重な機会となりました。
今後も話題の3D映画!日本初となる映画「戦慄迷宮3D」、清水監督から目が離せません!

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