【卒業生情報!】Webデザイナー
【卒業生活躍情報】
広告制作会社にデザイナー入社
総合ProコースWebデザイナー専攻
→06年6月卒業
高木小百合さん(29)
前職は情報誌の編集スタッフ。以前も“もの作り”に近い仕事だったんじゃないかと思うのですが、転職のきっかけはなんだったのでしょう。
「きっかけはちょっとしたことでした。前の職場で、私は名刺を持っていなかったんです。」
―上記より続く
「それまでイラストレーターやフォトショップを使って情報誌をレイアウトしていたんですが、職場での私の肩書きは“事務”でした。“私の仕事の価値ってどれ程のものなんだろう”。そんな思いが膨らみ始めた頃、今のスキルを生かしてのびのびと仕事ができる理想の職場環境を探しに、就職斡旋会社に相談に行きました。行った先ではショックなことに、私の制作レベルでは仕事はないだろうとたしなめられました。自分のスキルはゼロに近いんだと痛感した瞬間です。」
―すごくシビアですね。落ち込みませんでしたか? 「落ち込みより焦りが大きかったです。技術職に携わりたい気持ちは強かったので、“これは勉強しなければマズイぞ”と感じました。事務職には興味がなかったので、とにかく手に職が欲しかったんです。スキルさえ持っていれば、転職に有利だと思ったので。」 |
―それまではグラフィックデザインに近いお仕事ですが、結果的にはなぜWebに進んだんですか?
「グラフィックに進むとなると仕事柄取材する機会も多いでしょうし、文章力を養うためブログを書き始めたんです。そのブログにタグを入れたりする内に参考書でHTMLを調べるようになりました。それでタグは少し覚えたけど、それをどう生かせばいいのか分からなかったし、商用レベルのWebサイトを作るには到底独学じゃ難しいと感じたので次に学校を探しました。」
―学校に通うにも費用がかかります。お一人暮らしの高木さんはそれをどう工面したんですか?
「デジハリに相談に来たときに教育ローンを組めると聞いたんですが、転職はずっと前から意識していたのでそのときの蓄えにと貯金してました。それで2005年の10月に入学したんですが、決め手は日曜クラスがあったからです。他の学校は授業スケジュールが平日の夜でした。仕事をしながら通うつもりだったので仕事が遅く終わる私が平日の夜に通うのは無理だなと思って。」
―半年の受講期間を経て就職を果たしたわけですが、在学中特に努力したことってありますか? 「卒業するまで前の仕事は続けるつもりだったんです。ただ、就職活動に使う卒業制作*ではしっかりした作品を作っておきたいと思い、卒業制作期間に入る前に仕事を辞めました。それから2ヶ月間は真剣に制作に取り組み、雰囲気が好きだった近所のバーを取材させてもらったりとアクティブに動きました。」 高木さんの卒業制作作品【裏路地屋】>>http://www.xn--cess2j059b7je.com/ |
―高木さんの就職したWeb制作会社は雰囲気がいいと評判の企業ですね。
「面接に行ったときの雰囲気から良かったですよ!その時“仕事をするならここだ!”と思いました。入社8ヶ月ですが、夢中で仕事をしていたら夜遅くなってたなんてこともよくあります。それから肩書きができたことも何より嬉しかったですね。前職“事務”から、“Webデザイナー”になりました♪」
*卒業制作…デジハリの総合Proコースのカリキュラムは、6ヶ月の講義と実技+2ヶ月の卒業制作期間で構成されています
高木さんが卒業した「総合ProコースWebデザイナー専攻」→ |