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映画『ベクシル』曽利文彦監督、デジハリで記者会見

ベクシル曽利監督 『ピンポン』の曽利文彦監督、
3DCGアニメ『ベクシル』を世界に発信!

8月18日(土)公開映画『ベクシル』の記者会見が福岡校で行われました。今作の監督は『ピンポン』で知られる曽利文彦氏。当日の会見の模様をレポートします!
*ストーリー*2067年、日本はハイテク技術を駆使し鎖国を開始。後の10年間、日本の姿を見た外国人はいない。2077年、米国特殊部隊の女性兵士ベクシルは日本への潜入を試みる。そこでベクシルは、想像を絶する光景を目の当たりにする。ハイテク技術の末に辿り着いた、真の日本の姿とは…。

Q, 映画のタイトル『ベクシル』とはどういう意味ですか?
フランス語で『小さな羽根』という意味なんですが、古代ギリシャでは戦場で掲げる旗をそう呼んでいました。主人公ベクシルが仲間と共に鎖国に挑むというイメージからきています。

Q, “日本鎖国”というアイディアはどのように生まれたんですか?

“個人”と“個人”の関係が元です。最近携帯電話等の普及でコミュニケーションの機会は増えましたが、顔を合わせることは減ってる。テクノロジーがコミュニケーションをサポートする形が進むと、やがて社会や人間関係が情報だけで構築されるようになる。そんな社会だと、情報をシャットアウトすることで個人が全く見えなくなってしまう。現在は国単位でそれが起こってます。そんな、現実に起こり得るストーリーをSFで展開しています。 会見の様子

Q, 今回の作品を、3DCGで制作した意図は?

監督とベクシル世界を意識しています。日本の映画は国際配給になりにくいですが、 日本アニメは海外でも評価が高く、世界コンテンツになり得ます。ただ設定が日本に終始しないよう、舞台は日本、主人公はアメリカ人にしました。今作は75カ国で発表となります。

【クリエイターを目指す皆さんに一言】
目標を持ちましょう。なりたいことが明確だと吸収する情報も変わります。僕は小さい頃から映画監督を目指し、いつもチャンスを狙ってました。チャンスは向こうからはやってきません。やりたいことに対して、恥ずかしくてもなんでもとにかく手を挙げ続けることが大事です。

□□□曽利文彦監督□□□
1964年生まれ。96年にジェームズ・キャメロン創立のデジタルドメイン社に参加。CGアニメーターとして『タイタニック』に携わる。02年、初の監督作品『ピンポン』の斬新な映像が話題に。04年『アップルシード』をプロデュース。現在は映画、テレビのVFXスーパーバイザーとして活躍、世界でもトップクラスのデジタル映像クリエイター。
監督サイン

【写真】今回の会見で、監督からデジタルハリウッドの生徒にサインを頂きました!
サイン入りパネルは現在校内に展示中です。

>>>『ベクシル』 2077 日本鎖国 公式サイト

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