卒業生・フリーランス奮闘記
Vol.002 ターゲットユーザーを絞り込む重要性
こんにちは、卒業生のカノン星人です。
本日は、「ターゲットユーザーを絞り込む重要性」について書きたいと思います。
学校ではどうしてもPhotoshopやDreamWeaverなど"ツール"の使い方ばかりに目が行ってしまうのですが、実際にwebサイトを作る際、"ツール"よりも大切なことがあります。
それは、サイトの「目的」と「ターゲットユーザー」です。
「目的」はまた別の機会として、「ターゲットユーザー」がなぜ大切なのでしょうか?
…
たとえば、階段を作るとしましょう。
そのとき、ターゲットユーザーが"若い人"なら、上り下りしやすいかどうかよりも、デザインや色など、外見にこだわった階段を作っても良いでしょう。
逆にターゲットユーザーが"お年寄り"なら、階段の外見よりも、いかに上り下りしやすいかという部分にこだわった階段を作るべきでしょう。
…webサイトもこれとまったく一緒です。
ターゲットユーザーいかんによって、サイトの内容もがらりと変わってきます。
ですから、ターゲットユーザー像をしっかりつかんで、それに合わせたサイト制作を行うべきなのです。
ただ、ターゲットユーザーは、自分の想像だけで決めてはいけません。
実際にwebサイトを利用しているのはどういう人なのか、しっかりと調査して下さい。
なぜなら、自分の想像したユーザー像は、時として現実とかけ離れていることがあるからです。
私は現在、"美容整形"関係のwebサイトを制作しています。
私は、「美容整形を決意するくらいだから、容姿に自信が無くて、ずっと前から美容整形をしたいしたいと思いつめている人」がユーザーなんだろうなと想像していました。
しかし、実際の調査で浮かび上がったユーザー像は、
「秋に友達と温泉旅行に行きます。でも、太っていたら恥ずかしいのでちょっと脂肪をとっておこうかな」というような気軽な気持ちで美容整形を受ける人でした。
これには衝撃を受けました。
「ユーザーは、時として現実とかけ離れている」といういい教訓を得た出来事でした。
みなさんもwebサイトを作る際には、しっかりとターゲットユーザーを絞り込んでくださいね。