スタッフ山本のデジタフルワールド Vol.14
10年前からみた現在
10年前、現在の世の中を予期することができたでしょうか?
インターネットで映画やTVを受信して閲覧することができ、携帯電話もiPodも端末としてさまざまな情報をダウンロードし持ったまま外出することができる。Webサイトは、文章だけでなく、動画もアニメーションも活用することができるようになる。
更にはPCそのもののスペックも格段に上がり、自宅でDVDを作ることもできれば、インターネットに常に繋げていてもコストは一定…。
この10年間の変化はかなり劇的なものでした。そして、この先10年もまた、どのように変動するか、わかりません。
あらゆるツールや技術はあっという間に陳腐化し、何を学んでも、すぐ使い物にならなくなるのではないか…そういった危惧を感じられる方もいらっしゃるかと思います。
デジタルハリウッドの設立からはや14年。プレイステーションが販売される前にCGクリエイターを育成し始め、Windows95が販売される頃にはWebクリエイターを育成し始める…常に先を見据えたコースをデジタルハリウッドでは提供し続けてきました。
そこには、「次に必要になるスキル」をはじめとして、メディアの扱い方を含めた、「デジタル化社会の渡り方」を包括して学べる体制を組んでいます。
常に産業界、IT技術がどのように進化していくかを見据え、更には卒業生が産業界を牽引し、9,100の企業会員と卒業生から「業界はこのように変わっていくから、こんなスキルを求めているよ」「今後はこういう発想方法が必要になるよ」といった情報をいち早く察知して、カリキュラムに反映させる…。この「産学協同」によって、つねに未来を見据えたカリキュラムを提示できるようにしています。
「10年後、インターネットで映画が見られるようになるよ」
デジタルハリウッドの杉山学校長は、10年以上前にこのように語っていました。
今、その先を見据える学校長には何が見えているのでしょうか…?