10億5000万円のプロジェクト企画

こんにちは、大阪サテライトキャンパスの川合です。

10周年を記念してGoogleが「プロジェクト10の100乗」という企画を行っています。
http://www.project10tothe100.com/intl/JA/index.html

「人の役に立つことは、自分の役にも立つ」ということで、
「できるだけ多くの人々の役に立つアイデアを募集し、その実現を支援」するとのこと。
その資金総額が1000万ドル。およそ10億5000万円です。

最大５つのプロジェクトとのことなので、５つが採択されたとしても、
１件当たり2億円以上の予算になります。

応募締切は10月２０日。まずGoogleによって１００件に絞られ
年明け1月29日に発表、投票によってさらに20件に絞られます。
そこから専門のチームによって、最大５件が採択されるとのことです。

Googleによる選考基準は、

対象: どのくらい多くの人々に影響を与えるか？
影響度: どの程度の影響を人々に与え、どのくらい急を要するか？
可能性: 1、2 年で実現できるかどうか？
効果: どのくらいシンプルで費用効果が高いか？
継続性: 影響はどのくらい持続するか？

上記の５点。

ただ、このプロジェクトはあくまでも、みんなを幸せにするためのもの。

Q: 他の人が同じようなアイデアを応募した場合はどうなりますか。

A: プロジェクト 10100 の目的は優れたアイデアを発掘し、実現することです。選ばれ実現されたアイデアと同様のアイデアを応募した人は全員が勝者である、このプロジェクト理念をご理解ください。

Q: 自分のアイデアが選ばれた場合、何かもらえますか。

A: 自分のアイデアが本当に多くの人々の役に立つという報酬と満足感を得ることができます。

「・・・満足感だけですか、そうですか」、と言いたくなりそうですが、
自分のアイデアが億単位のプロジェクトになる満足感って、相当なものでしょうね。

さすがGoogle。
お金の使い道に困ったのかも知れませんが、発想が素敵です。