【在校生の活動】アップルストアでのイベントに参加
アップルストアイベントに参加
月に1度、ゲストクリエイターを招いて開催されるmotordriveさん主催のワークショップが、3月もアップルストアにて実施されました。“motordrive”とは福岡を拠点に関東・関西で活躍する、男性VJプレイヤーです。今回このイベントに、デジハリ在校生がゲストとして招かれました!
2006年春本科 植田晋平さん(27)の作品
デジタルハリウッドのカリキュラムには“卒業制作”があります。この卒業制作の題材として、CG/映像を専攻する在校生が、福岡を拠点に活躍する方々を取材する中で知り合ったのが、VJプレイヤーのmotordriveさん。今回クリエイターであるmotordriveさんが、ご自身主催のイベントで「頑張っている学生」を取り上げて下さることとなり、デジハリ生に声がかかりました。
当日は4人のデジハリ生が、各々の作品を自己プレゼンしました。普段は構内で開催するプレゼンテーションも、外部とあって大きな刺激となったようです。観客の方々の中には海外の方もいらっしゃいました。果たして作品の魅力は国境を越えたのでしょうか。参加した在校生のコメントをご紹介します。 |
春本科CG×Web専攻 山下弘訓さん
<発表したWeb作品>九州で輝く人々のヒューマンドキュメント
今回、相原さんとの共同制作の中で取材に応じてくださったmotordriveさんに、ワークショップという作品紹介の場も提供して頂き大変感謝しています。一般の方々に作品を見て頂く事は、反応がダイレクトに伝わってくるという点で良い刺激になりました。発表の後半では、メンバーの写真を撮影したりと楽しむことも出来た有意義な時間。またこのような 機会が、今後のデジハリ生にも訪れる事を願っています。
総合ProコースVFXクリエイター専攻 相原祥江さん
<発表したWeb作品>九州で輝く人々のヒューマンドキュメント
今回外部でのイベントに参加して、紹介のされ方などで実感したのは、クリエイティブ業界でデジハリへの期待が大きいこと。その分自分の作品を一般の方々の前に晒すのはすごく大きなプレッシャーでした。
今後プロとして仕事をして行く以上、自己満足ではなく人の目を意識して作品に取り組まなければいけないと痛感しました。それから人に作品を見てもらえたのもいい経験です。
春本科CG/映像クリエイター専攻 高塚尊文さん
<発表したCG作品>自由と平和の恋物語
一般の方は技術面より、作品の魅力を見るので、どういう反応がくるのかとても楽しみでした。作品はコメディで“笑い”にポイントがあるのですが、上映中は9割9分の方が頬を緩める事なく作品をご覧になってました。現実は厳しい(笑)。創作する側は、視聴者のいい反応を得られるかが勝負です。作品制作とは多くの人に見てもらって意見を取り入れ、より良いものにしていくものなんだと実感。
唯一、外国人女性が声を出して笑っているのを見て、今までの努力が報われた気分でした。この作品を終わりにせず、もっと磨いて完成度を上げたいと思います。
春本科CG/映像クリエイター専攻 植田晋平さん
<発表したCG作品>cogwheels
デジハリ内での講評会では、見ている方が作る側の視点、つまり技術なども評価して貰えましたが、アップルストアでは一般の方が観客だったので、その評価は面白いかどうかだったようです。自分が考えている面白いと思うことや、自分が観客に見てもらいたいシーンは、必ずしも観客のそれとは違うんだと、今回思い知らされました。デザインは見る側とのコミュニケーションとはまさにその通りで、今後はもっともっと、見ている側の気持ちを汲んだ作品、見る人がストレス無く喜んだり、納得してもらえる作品を作って行きたいと思います。観客が作品を楽しむ姿が、作る側の喜びとやりがい、そして次へのモチベーションにつながるのだと、このイベントを通して感じました。