たまごかけごはんの本で大ブレイク中!
有限会社ティーズに卒業生を訪ねるの巻
大阪市の江戸堀にあるデザイン事務所、有限会社ティーズ。いま各方面で話題の「365日たまごかけごはんの本」の制作を担当した会社です。そして、この有限会社ティーズでグラフィックデザイナーとして活躍されているデジタルハリウッド卒業生、高木知佳さんを訪ねてきました。
高木さんは05年総合ProコースDTPアートディレクター専攻(現・グラフィックデザイナー専攻)の卒業生。卒業後有限会社ティーズに入社し、広告、リーフレット、書籍など多岐にわたって担当されています。
「入社したばかりの頃、ちょうどこれを作ったんです」と見せてくれたのは、おそらく皆さんも書店で見かけたことのある「365日たまごかけごはんの本」
「その時は入社したばかりで、写真加工を手伝うくらいしかできなかったんですが、6月に出る『365日なっとう納豆ナットウの本』では、名前をクレジットしてもらいました」と、販促ノベルティを見せていただきました。
ここに挙げた書籍も含め、ティーズでは単にデザインを請け負うだけではなく、企画から一緒に携わり、打ち合わせを重ねて制作されるとのこと。「作業する
だけではなく、アイデアを練って、クライアント様との打ち合わせにも参加することで、自分が作るものに対しての生の声がきけます。それは次の制作にも活かされるので、少しずつですが自分がレベルアップしていくのを感じられます」と話す高木さん、イキイキした表情でとても楽しそうに語ってくれました。
そんな高木さんですが、デジハリに入学した時は、実はまったくのデジタル未経験!「最初はパソコンの電源の入れ方すら知らなかったので、何もかもが新鮮で楽しく学べました」と、驚くほどポジティブなコメントをいただきましたが、高木さんがいかに「ポジティブ」で「アクティブ」で「アグレッシブ」であるかが、取材の中で出てきた言葉からも感じられます。
・隙を見つけては講師をつかまえて話を聞いていました。
・デジハリには幅広い年代の方、色々な職業の方がいて、せっかくの機会なので色々と話をしてみたいと思いました。仲良くなれただけでなく、その経験から初めての人とも臆せずに話せるようになりました。
・講師に、モチベーションだけは歴代3位に入る、と言われたことを覚えています。
そして、
・今の会社に応募する時、年齢が求人の条件より低かったのですが、社長に直接メールして面接していただきました。
このように、就職もアグレッシブに掴み取った高木さんは、「ようやく仕事にも少し慣れてきましたが、まだまだ勉強しなければならないことがたくさんあります。未経験で採用していただいて、迷惑ばかりかけてきましたけれど、成長させていただいた恩返しが、少しずつですが、できるようになってきたと思うので、早く一人前になってどんどん仕事を回せるようになりたいです」と、大変謙虚なコメントをいただきました。
最後に、これから入学を検討されている方へのメッセージをいただきました。
私にとってデジハリは『頼りになる場所』でした。講師やTA(ティーチングアシスタント)の方も、現場で活躍されている方なので、何かあればすぐに相談できました。また何より、同じ目標をもった仲間ができるのが良かったです。今でもクラスや専攻を超えて良く会っていますよ。色々迷って、私もこの仕事を選んだのは遅かったですが、とにかくモノづくりの仕事をしたいと思ったなら、すぐに始めることをお勧めします。きっと間に合います。やりたい仕事をできるのは、楽しいことばかりではありませんが、とても充実しています。がんばってください!
有限会社ティーズ:
http://www.gogo-ts.jp/index.html
高木さんが卒業したグラフィックデザイナー専攻。ただいまご入学受付中。ご検討の方はまずは学校説明会へどうぞ。