スタッフ山本のデジタフルワールド Vol.13
デジタルハリウッドの「ハリウッド」とは。
デジタルハリウッドの名称にも使われている「ハリウッド」。
一般的なイメージでは「映画の聖地」カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッドを連想される形が多いと思います。
しかし、デジタルハリウッドは映像コースだけではなく、Webからグラフィック、CGなど幅広いコースを行っており、本当にハリウッドと関係あるの…?といぶかしく思う方もいらっしゃると思います。
今日は、「デジハリはなぜ『ハリウッド』を名称に含んでいるのか?」をお伝えします。
ハリウッドでは若手が映画を製作するとき、それぞれ独立した脚本家や俳優、映画監督、そしてプロデューサーの卵がそろって、一本の作品を作り、完成したらまたそれぞれの仕事に散っていくそうです。
それぞれのプロフェッショナルが集まって仕事をし、また仕事が終わったら次の仕事へと移っていく…ハリウッドでよく行われていた、こういう仕事のスタイルが、いつからか「ハリウッドスタイル」と呼ばれ始めました。
インターネットを始めとしたデジタル化の進んだ現在では、表現技法やコミュニケーションツール、各種メディアが手に届く価格で、手に届く技術としてそろっています。
今まで、日本の社会では「ハリウッドスタイル」で生計を立てることがなかなか難しかったのですが、こういった技術やツールを手に入れることで、フリー、SOHO、独立をはじめとして、自らの力で生活を営む方法を選択することが、より容易に行えるようになってきました。
デジタルハリウッドでは、この「デジタル」の力によって「ハリウッド」スタイルで活躍できるプロフェッショナルたちを育てていきたい、と云う思いから、このような名前を掲げています。
映画のイメージだけじゃないんですね。