スタッフ山本のデジタフルワールド Vol.20
Google Chrome リリース
あまり時事ネタを扱わないこのコラムですが、今日はあまりにタイムリーなのでこのネタを。
今先ほど、Googleより新しいブラウザ「Googlechrome」が公開されました。新しいブラウザがこれだけ大々的にニュースになってリリースされたことは、今までに無かったのではないでしょうか?
ブラウザとは、Webを閲覧するためのソフトであり、今のPCにはほとんど全てに入っているといっても過言ではありません。その種類にはInternetExplorer、FireFox、Opera、Safari、Sleipnir、LunaScape…etc,etcがあり、それぞれに特徴があって使いやすいものをチョイスして使えるようになっていました。シェア的にはInternetExplorerとFireFoxでほとんどを占めていたと思われますが…。
そこに新規登場でGooglechrome。もちろん、Webサービスの分野で十分に実績のあるGoogleからのリリースです。
早速、新しい物好きの山本も先ほど自宅のマシンにインストールして使ってみました。
使いやすさや特徴などは、これから様々な雑誌やニュースで取り上げられることかと思います。タブがアドレスの上方に来たことや、シークレットモードなど、多彩な仕掛けがあり、「あ、こっちの方が本当はしっくりくるんだな」と思わせるデザイン、システムが様々見られました。
この「今まで常識になっていた部分」を覆して「かゆいところに手が届く」感の作りは、GoogleのWebサービスにも常に見られていたもので、技術やデザインセンスだけではなく、まさに「発想力」と「常識との戦い」から生まれてきたものだと感じます。そしてそれを中心にアピールするのではなく、あちこちに細かい仕掛けとして組み立てていくことで、非常にきめ細かい思いやりを感じるブラウザになっていると思います。
そしてなによりも、無償のWebサービスを多数用意してからブラウザを投入するという流れは、今までのブラウザ戦争に無かったスタイルで、これがこれからのシェア争いにどのような影響を与えるのでしょうか。Webを学ぶ方、Web業界で生活する方、みんなにとってこれからのブラウザの動向は目を離せないものになるでしょう。
もちろんデジタルハリウッドの講座も、どんどんこういった新しい技術や知識を取り入れて、カリキュラムに発展させていきます。