学長室教員ブログ

4月5日からハリウッドで海外研修

皆さん、こんにちは。教員の高橋です。
余震、震災の被害情報、放射能汚染など今回の東北・関東大震災で毎日心を痛めているのはみな同じだと思います。

しかし、我々は前に一歩づつ進むしかないのです。

公共広告機構（AC）のCMが毎日のように頻繁に流れ、「あなたにもできることがある」というメッセージを伝えています。
そう、我々にもできること、しなければならないことがあるのです。

まさにそのような中、4月10日から14日（5日間）毎年恒例の新入生の海外研修がロサンゼルスで行われます。このような状況下でも新たな学校の入学と友達作りに期待と夢をはせている学生は多いはずです。



私も海外研修に参加し、学生との大学生活のスタートを今回の海外研修からスタートしたいと思います。

こんなときだからこそ、希望や夢を学生、教員同士で共有し、一体感を持つ。

そんな大学という喜び、悲しみ、充実、不安、いろいろなものが混ざって積み重ねられる大学生活を今こそ実りあるものにするという決意を学生と私自身も感じる今日です。

さあ、デジタルハリウッド大学は、アメリカのハリウッドで参加者全員で夢と希望を高く、体験してきます。

海外研修の報告もこのブログで報告したいと思いますので、ぜひ毎日ご覧ください。

２０１０年度大学・大学院卒業式開催

皆さんこんにちは。教員の高橋です。
震災の影響が今も大きく傷跡を残し、日本全土で復興に向けて努力している中でありますが、本学では学部、大学院とも合同で卒業式を行いました。


震災で日本中が心を痛めているとはいえ、学生の学校の生活の思い出は二度とない貴重なものです。

私の学部ゼミでも全員が集合し、この１年を振り返りながら卒業の喜びを分かち合いました。
社会でそれぞれの分野に出発する学生諸君、本当に卒業おめでとう。

卒業してもこれからも学生とはずっと変わらぬ関係です。

こんな状況下だからこそ、私も胸にこみ上げるものがありました。

では、最後に私から「ありがとう」。

3/22 大阪校でトーセ斉藤社長との対談

みなさん、こんにちは。
教員の高橋です。

今回は、3月22日にデジタルハリウッド大学大学院大阪キャンパス＆デジタルハリウッド大阪校 2校共同開催しました株式会社トーセ代表取締役社長齋藤氏による特別講義の模様をお伝えたいと思います。

今回の特別講義では、「クリエイティブ力とプロデュース力の融合が良質なコンテンツを生む」「クリエイティブ志向の方にプロデュース力を、プロデュース志向の方にクリエイティブ力を」というこれらの理念を体現し、クリエイティブとプロデュースの双方の視点からコンテンツを生み出し、京都を拠点にグローバルに活躍されている株式会社トーセ代表取締役社長である齋藤茂氏をお迎えいたしました。


トーセは、ゲームの完全企画受託製作を行っている会社であり、ファミコン時代も入れてこれまで製作したゲームは約1900本、31年黒字経営という輝かしい実績を誇るゲーム製作会社です。
デジタルハリウッドの卒業生も数多く、採用いただいており、今回はゲームの30年史講演とこれから求められるクリエイター、プロデューサーについて、私と対談をさせて頂きました。

トーセの人材育成方法は、まずは現場で努力する。その上で適正を見て各部門でキャリアを築き、自分のコアを作っていくというもの。まさに、本学のＩＣＴ、ビジネス、クリエイティブの融合そのものですね。
会場は満員で大いににぎわった対談でした。斉藤社長はいまだに企画を考えているというから根っからのゲームの現場の方でもあるんですね。

産業技術短期大学校の卒展を見学

こんにちは。教員の高橋です。
まだ、春を感じないこの季節ですが前回もお伝えしたようにこの時期はどこの学校も卒業展示会のシーズンですね。

今回は、産業技術短期大学校という文部科学省ではなく、厚生労働省管轄の卒展に見学に言ってきました。私もはじめて聞く学校でしたがこの学校の目的は就職のみ。そのため、学位も出ないとのこと。本当に現場で使える人材のみ輩出するということで就職率も100パーセントというから驚きです。

電子機器からデザインまで幅広い学科があります。中でもプロダクトデザインは非常に見ごたえがありました。
その中で、私のゼミは論文なのですがやはり、見た目が地味でよく伝わりにくいということもあって、参考になるパネルを激写。


ちょうど論文でもこのような形でパネル展示すればよくわかるでしょうね。

今回は参考になるよい展示会を見させていただきました。その後は、その学校の先生と交流会ということでいろいろなお話ができました。やはりつながりは大事ですね。

人工知能アプリとの対決「アキネーター」

こんにちは。教員の高橋です。
今だ春を感じないほど寒い東京。しかしながら時は徐々に春を感じる季節です。
そんな中、先週土曜日の2月26日（土）のフジテレビ「めざましどようび」6：00～8：30、生放送のこちためコーナーに、
私と匠英一先生の2名が番組のコーナーに出演し、放送されました。

「やったらどうなる？　こちタメ　ラボ」というコーナーで、今大人気のアプリ「アキネーター」という人名検索ゲームアプリの検索能力と、各ジャンルに詳しい専門家集団が、知恵を寄せ合い、対抗するといった内容です。

結果で、いいますと負けてしまいました。。。でも非常に僅差です。
アプリの人工知能もあなどれませんね。
全国放送ということもあって、私は地方におりましたが、早速みましたよと反響がありましたね。
次回は（あればですが）ぜひリベンジを果たしたいと思います。

このコーナーは、フジテレビの佐野アナウンサーが担当されました。
収録記念画像です。

 

第２の師走『先生走る』な年度末

皆さんこんにちは。講師の小倉いさくです。本日は、非常に忙しかったこの２週間をダイジェストで写真やリンクをたっぷり使ってお送りします。

『Relightセミナー』
２／１７（木）に、東京校にてライティングソフト「Relight」のハンズオンセミナーが行われました。なんと、本年度ののアカデミー科学技術賞(前列の左から２番目がアーノルドさん)を授与されたアーノルド氏が来日し直接指導をするという大変贅沢なセミナーでした。人間の肌を表現するSSSや毛髪の表現、間接光を表現するグローバルイルミネーションなどをPIXARのRenderManの数倍のスピードで処理してしまう優れたソフトです。３０名の席も満員で、非常に有意義なセミナーでした。このアプリが３DCG制作の革命になるかもしれない？！そんなソフトなんです。（左はオスカーの受賞時のスピーチの様子）






『西本智美さんによる八王子オリンパスホールコンサート映像OJT』
今、世界的女性指揮者の西本智美さんと、八王子市、デジタルハリウッドでコンサート映像を制作中です。秋本科生を中心にした約２０名の大プロジェクトで、４０分ほどの映像を制作中です。
実際に、西本さんによる直接指導もあるOJTなので学生自身も、非常に活気よく制作しておりま 
す。『展覧会の絵』にふさわしい映像になるべく頑張っておりますのでご期待下さい（左は西本さんや杉山学長を交えての中間報告会）。





  『六本木アートナイト』
３月２６～２７日にかけて、一夜限りのアートな夜を御存知ですか？六本木にて、行われるイベントです。実はこの企画に協力願えないかと杉山学長に相談があり、大学院の矢野教員がメインとなってアート映像を制作しております。僕たちが制作しているのは「時間と存在」というテーマで、数メートルのオブジェクトに映像を投影する作品になります。昨年は５０万人の方が来場されました！皆さんも、是非、足を運んで下さい。（左は実際の制作チームAnNeeeとの打ち合わせの様子）




『アニメーション界で逆転劇を起こした男たち』
神風動画、サンライズのクリエイターさん達をお迎えしてのアニメイベントを明後日に行います。これまでのいわゆるジャパニメーションとは異なるアプローチ方法を披露していただけるセミナーです！私が司会をしますので、学生さんでも咀嚼出来る様に噛み砕いて説明します！是非セミナーに参加してください。当日はUstream（ http://www.ecareer.ne.jp/contents/careerstream/index.jsp ）も行いますし、Twitterによるリアルタイムの質問にもオ応えします。ハッシュタグは#dh_animeです。乞うご期待！！

というわけで、次回もお楽しみに～！

小倉いさく

2月20日、21日 卒展開催

みなさん、こんにちは。教員の高橋です。
今回は、２月２０日、２１日に行われました学部の卒展の模様を報告したいと思います。
卒展は、その名のとおり４年間の学生生活の集大成です。
それぞれ、たくさんのゼミの作品が多数展示されました。来場者も父兄や企業、他大学の学生など多くの方に来場されました。


そこで、私のゼミは論文ということで、派手さがないのですが、内容はしっかりしたものを作成しています。
学生も時間交代で、各ゼミの展示場所で来訪者の対応をしていました。

卒展が終わるとあとは、卒業式ですね。
春を感じる１日でした。

2010年度 デジタルハリウッド大学・卒業制作展は まもなく開催！

みなさん、こんにちは。講師の栗谷幸助（くりやこうすけ）です。

前回のブログエントリーでは、卒業制作作品（卒制作品）の中から優秀作品を選考する過程をご紹介いたしましたが、その優秀作品も含め 全ての卒制作品が展示される『2010年度 デジタルハリウッド大学・卒業制作展』が、いよいよ この週末 ２月２０日（日）２１日（月）に開催されます。

今回の卒業制作展のテーマは、『未来再定義』。そこには、「人類社会の未来は、今、若者たちにより再定義されなければならない。」「学生は今、何を感じ、何を表現し、何を主張するのか？ そこに一人ひとりが創りあげた新しい未来がある。再定義された未来が！」といった想いが込められています。

Web、グラフィック、CG・映像、プログラミング、立体造形などの作品展示や作品上映、論文といった、１３０点におよぶ幅広い作品が揃いました。

また、２月２１日（月）17:00〜19:00 には、秋葉原ダイビル２F・秋葉原コンベンションホールで『優秀作品発表会』が開催されます（要予約）。優秀作品に選ばれた学生一人ひとりが作品プレゼンテーションを行ない、今回は発表会の場で最優秀作品を決定します！ いまの若者が目指す未来とは？！ みなさん、ぜひ その目で確かめていただければと思います。

第39回『クリエイターズオーディション』開催！

皆さんこんにちは。小倉イサクです。本日、関東地方は朝から雪に見舞われるという非常に寒い１日でした。連休を迎える方も、そうでない方も（私はこちら笑笑）風邪などには十分ご注意を。
さて、本日は先日行われたクリエイターズオーディションについてのリポートです。

スクールでは、早ければ３ヶ月、遅くても１年のコースがあり、そこで、スキルアップした技術を元に卒業制作に入ります。クリエイターズオーディション、略して『クリオ』とは、その卒業制作の中から、優秀なものをピックアップして企業の方々にお披露目をし、もしも、気に入った学生がいらっしゃれば、その場で顔合わせをする（名刺交換を含めた懇親会）というイベントです。簡単に言うと、『企業と学生とのマッチメイクの場』と、言えるでしょう。

今回は、３９回目のクリオで、web,graphic,CGと合わせて２０作品が発表されました。自身で架空の映画を考えそのプロモーションからサイト制作を行う作品、実在のフォトグラファーさんのサイトをリニューアルする作品、三浦泰年（元Jリーガー）さんの既存サイトを再構築するOJT、エフェクトだけにこだわった映像作品、SFX的実写合成作品、可愛いボクサーのダンスアニメーション、、と多岐にわたっての作品発表会でした。

非常に企業様からの評判もよく、懇親会でも、数多くの方が学生と名刺交換をしながらのスカウティングをされていました。彼らが、１日も早く現場で活躍される事を心からお祈りします。
また、次回のクリオでは、2010年度の春本科生の作品を２日間に渡って発表致します。Ustの予定は未定ですが、可能なら是非とも御視聴下さい。

PS.本日から、『あしたのジョー』が上映されます。この作品にも、デジハリの卒業生がCG、VFXに携わっています。是非、ご覧下さい！

小倉イサク

「アニメ・ビジネス・フォーラム＋2011」開催

みなさん、こんにちは。教員の高橋です。
今回は、2月3日に行われました本学の国際アニメーション研究所主催
「アニメ・ビジネス・フォーラム＋2011」の模様をお知らせしたいと思います。

このフォーラムは、今年で3年目で年に一度、行っている定例イベントです。
このフォーラムの企画から運営までを私が担当しています。

近年の日本では、アニメ製作費の減少、衛星専門チャンネルの拡大、DVD販売の激減、オリジナル作品への挑戦など、既存のアニメビジネスが新たな胎動を活発化しています。当フォーラムでは、アニメーション・マーケットの最前線で活躍するキーパーソンが生の声を届けるため、5社の企業の担当者の方々に来て頂き、講演を行いました。

詳細は、1日という長い時間での時間の中でのイベントでしたので詳細の内容説明は省きますが、
最も印象的だったのは
「ガンダムUCにおけるウインド戦略」というテーマで講演された（株）サンライズ　常務取締役　宮河恭夫氏のお話。


テレビアニメ→限定DVD→DVDレンタル→衛星放送というような流れのウィングウインドウモデルとうビジネス展開を変革させ、イベント上映→DVDというテレビアニメからの脱却のビジネスモデルを作られた宮河さんの話は、非常に興味深い話でした。他の会社では行われていない戦略で、DVDは数万枚を売り上げ、ヒットしています。

他にも（株）エー・ティー・エックス　代表取締役社長　岩田圭介氏の講演資料も代理店別、スタジオ別など非常に貴重な情報でしたし、（株）スクウェア・エニックスの倉重宣之氏の話も大変貴重な内容でした。
詳細の記事は下記のリンクをご覧ください。

■掲載されているメディア
GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20110204_surise_anime_business_forum_2011/
http://gigazine.net/news/20110203_square_enix_anime_business_forum_2011/

シネマトゥデイ
http://www.cinematoday.jp/page/N0030060

今後も定期的に国際アニメ研究所は活動し続けますので、皆さんよろしくお願いします。