こんにちは。教員の高橋です。
先週はアニメ関係者との打ち合わせや会合が多い週でした。今回はその模様をお伝えしようと思います。本学では、アニメ業界に興味を持つ学生が多く、特に留学生はアニメを学ぶために日本に来て本学に入学したほどです。
本学は付設機関として「国際アニメ研究所」を設置しており、本研究所のマネジメントも私のほうで担当しております。そういった背景もあってアニメとの接点が非常に多いです。
今回は、私が今進めているアニメ書籍の取材でTVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』『けいおん!』で絶大な人気を誇るアニメーション制作会社「株式会社京都アニメーション」の八田社長の講演会に参加してきました。京都アニメーションは地方でアニメを制作し続けて25年という偉業を達成した会社です。地方制作会社という事もあって近隣で外注を出せる制作会社が無い事もあって、演出、作画、仕上げ、美術、撮影、デジタルエフェクトまでのプロダクション作業を社内で行なえる体制を構築しています。
地方という立地でアニメ制作に万全な環境がない中、大ヒットアニメを生み出している京都アニメーションは当然アニメのファンからは絶大な支持も納得できます。
そんな八田社長の講演も満員御礼の状態でした。
また、サプライズゲストとして「けいおん!!」の監督を務めた山田尚子さんも登場し、会場のボルテージは最高潮!
学生の参加も多かった講演会はあっという間に終了しました。その後の交流会では、この講演を企画し、ゲームの下請け会社として著名な株式会社トーセの齋藤社長と八田社長とお話をさせて頂き、業界の現状や今後の行方など熱い話に花を咲かせてきました。
また、翌日はアニメ制作会社の業界団体である日本動画協会が主催する「アニメ人材育成・教育プログラム制作委員会」に参加。教育研究機関の委員として大学教育の現状を意見させて頂きました。この動画協会の事務局長が最近交代され、以前ADKで活躍されていた両角さんが現在事務局長として活動されています。同時に動画協会の理事長は株式会社ぴえろの布川社長。布川社長には書籍の執筆でもご協力いただいているので改めて感謝の礼を述べさせて頂きました。