みなさん、こんにちは。講師の栗谷幸助(くりやこうすけ)です。
前回・前々回と小倉先生・高橋先生も書いていらっしゃいましたが、大学は1月末〜2月初頭で今年度の授業を終えました。この時期の4年生は卒業制作展に向けて最終調整をする時期です。そして、ワタシたち教授・講師陣は それらの卒業制作作品(卒制作品)の中から、優秀作品を選考する時期となります。
優秀作品の選考については、教授・講師陣がそれぞれ票を持ち、各分野ごとに投票を行なうシステムを取っています。提出された卒制作品の全てを展示している教室に赴き、投票を行なうという訳です。
分野は「映像・CG・ゲーム」「グラフィック・Web」「論文・研究報告」の大きく3つに分かれています。時代を反映してか、iPadアプリという形でのCG作品があったり、劇場公開も行なわれる映画作品もあったりと、まさに力作揃い! 論文についても、アジア諸国の問題をネット活用という面から切り込んだものや、農業の分野にネットの力を取り込むことでいかに収益を上げて行くのかといった研究報告など、デジタルハリウッド大学の特徴を色濃く出した作品が生み出されたと思います。
どのような分野であれ、作品を作り出す以上、「喜怒哀楽」伝えるべき何かがあり、そして作品から何かを伝えなくてはならないと思っています。人に【見せる】そして【魅せる】という意識、それがある作品とそうでない作品、そこが見ている人間の気持ちが動かすのかどうかに大きく関わるのでしょう。
卒業制作展は 2月20日(日)21日(月)の両日に開催されます。みなさん、ぜひ心震える作品たちに会いに来てください!