卒業生・フリーランス奮闘記
Vol.005 『エヴァンゲリオン考』
こんにちは、カノン星人です。
9月あたまに、エヴァンゲリオンの映画が公開になりましたね。
カノン星人は、もちろんエヴァンゲリオンが好きです!
今回は、それに関するお話です。
エヴァンゲリオンは、二次創作を想定して作られた作品とされています。
要は、消費者に「萌え」させる余地を、あえて残した作品ということです。
綾波育成計画(ゲーム)など、俗にオタクと呼ばれる人々を取り込む商品を次々と発表し消費者を萌えさせることによって、着実にファンを増やしてきました。
10年経った今も強く支持されているということは、そんなエヴァンゲリオンの手法が影響しているのかもしれません。
私はふと、この「消費者に萌えさせる余地を与える」というのはウェブ制作にも十分使える手法だと思いました。
ウェブにも、マッシュアップ(※既存のサービスに消費者が手を加え、新しいものを生み出すこと)など、似た手法はあります。
また、わざと消費者の間で話題になるようなネタをばらまくバイラルマーケティングという手法もあります。YouTubeにネタとなる動画をバラまくとか。ね。NIKEのような大きな企業も採用しています。これもエヴァンゲリオン手法に近いのでは?
ただ、ウェブ"そのもの"で、「消費者に萌えさせる余地を与える」というのはまだまだだと思います。
消費者が大きな力を持つこのご時世、エヴァンゲリオンの手法から学ぶところは多いのではないでしょうか?