【渋谷校 講師紹介】Webデザイナー専攻 黒岩先生
長年、デジタルハリウッド渋谷校にてWebデザイナー専攻を見守っていただいている黒岩先生。
第一線で制作のお仕事をしながら、受講生の信頼厚い講師としても活躍中の黒岩先生。
先生が講師を続ける理由は何故でしょう?
また、受講生に伝えたい気持ちは?
さっそくインタビューしました!
――先生が、講師を担う動機はどこからきているのでしょうか
学校で授業をしていると、いろんなクラス、いろんな生徒さんたちとの出会いがあるので、僕もとても刺激になっています。
――「出会い」ですか。
黒岩先生が今まで出会ってきた中で、どういった受講生さんが印象に残っていますか?
例えば、「3」の情報を言うと、 そこからいろいろと膨らませて「5」や「6」にしてしまう人ですね。あまりにも成長が早くて脅威を感じることも…。
『このあいだ授業でやった○○を使って、こんなことやってみました!』
『○○してみたんですけど…どうしてもうまくいかなくて…』
こういう生徒さんはどんどんと実力をつけていくので、僕たちもワクワクしてきますね。
じゃあ、ついでにこれも教えちゃいましょう…みたいに。
ただ、逆に少し残念なパターンも…。
つまり、授業で「3」をやっても、いろいろな理由をつけて何もせずに、結局「0」にしてしまうとか…。
『仕事が忙しいから』『良くわからないから』『できないから』
『なんとなくやる気が出ないから』『未だにウェブ業界に進むかどうか迷ってるから』
…などなど、「やらない理由」は人それぞれです。
でも…、それってやっぱりもったいないなぁって気もしますよね。
――そうですね。でも、やはり大人の集まる学校では、様々な要因の中で授業を受けるのが大変だとは思います。
社会人と両立されている受講生の皆さんに伝えたい事などありますか?
たとえば、「3」授業で習ったとして、がんばって復習したけれど、やっぱりすぐには理解できなくて「1」になっちゃっいました…
最初はそれでもいいんじゃないかと。
だって、新しいことを始めたんだから、いきなりすべてを理解するなんて無理ですから。
それでも自分なりに工夫したり、新しい事を調べたりする事が“次”につながるんです。
結局、
『そもそも、何のために学校に通っているのか?』
だと思うんですね。
ウェブの技術を学びたい…っていうだけだったら、わざわざ学校なんて来ないで、大きな本屋のウェブコーナーに並んでいる本を最初からやればいいわけです。
授業で教わることなんて、ほんとに基礎や考え方のひとつに過ぎません。
そこから何をして、どうしたいか…ってのは 自分自身で手を動かさない限り、得ることはできないと思います。
…実際、何かを作り上げるのは受講生の方一人ひとりなのですから。
――学校が用意した課題だけではなくて、あくまでも自分のためのお題を、やるかやらないか、ですね。
まさにその通りだと思います。
そもそも、学校は「教えてもらう」ところではなくて、自らが「学ぶ」ところ。
特にデジハリのように、社会人が多く集まる学校であれば、そういう傾向がより顕著です。
学ぶために必要な道具、知識を持つ人、お手本、自分が説明できるチャンスなどが転がっている環境で、いかに自分が前のめりになって「学ぶ」か…が大事だと思います。
「講師」なんて言うと、何だか偉そうに聞こえるかもしれませんが、結局僕らは「ネタふり」しかできないんですよ。
だから、僕らなんかよりも、自ら学ぶ生徒さんのほうがよっぽどすごいんです。
学校に入る前に「0」だったものが「1」になるって、実はすごいことなんです。
それって成長率無限大ってことですからね?(数学的にはおかしいかもしれませんが…感覚的に)さらに、「1」が「2」になるだけだって、成長率は100%(?)です!
逆に「3」やったものが少し忘れちゃって「2」に減っちゃったっていいんです。
だって…やらなかったら「0」なのですから。
「行動こそ最大の暗示」そして「行動すれば次の現実」です。
もちろん、「やらない」という選択肢もあります。
どれを選ぶかは皆さん次第…なんじゃないでしょうか?(笑)
(取材・構成 山本 輔)
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