大学教員の高橋です。これから、デジタルハリウッドの学長室に在籍する教員による日々の授業内容、最新技術や映像・コンテンツ解説、学生の取組などをこのブログを通して皆さんに伝えていきます。
初回は高橋が担当いたします。
毎年、中国のアモイ大学では、6月から7月に海外の学者や芸術家を招き学術交流を行っています。
今年は、日本のコンテンツ産業(特にアニメ)の動向について特別講義を希望しており、デジタルハリウッド大学に声をかけていただきました。
アモイ大学は広大な敷地をもち、学生数は6万人と非常に大きな大学です。移動には、船を使って別のキャンパスに移動することもあるという日本では考えられない規模です。
今回の特別講義は美術学部の学生を中心に「日本型コンテンツ産業の動向」を7月5日~8日までの4日間で約16時間行いました。
アモイ大学の学生は普段アニメを見る事はあっても、学ぶことは初めてですので、アニメを中心にゲーム・映画も織り交ぜて、わかりやすい言葉を用いて解説するよう心がけました。
学生にとっては初めて大学でアニメを学ぶという経験で驚きもあったようですが、非常に熱心に耳を傾ける学生が多く、中国での日本アニメの興味が非常に高いことを身をもって実感!
アモイ大学からは今回の特別講義の内容を評価して頂き、客員研究員の称号を頂きました。