こんにちは。教員の高橋です。
今回はちょうど連休があり、本学では学園祭が行われていました。私はというとひたすら原稿執筆に追われる日々でした。
さて、そんな毎日の中で現在、本学では、今年の5月にプレスリリースしました「電子書籍を活用した教育スタイル創造研究会」の活動も序盤の骨子作りが序盤を迎えています。
そもそもこの研究会は、デジタル・ナレッジ、デジタルハリウッド、ボーンデジタル、ワークスコーポレーションは、など出版社、eラーニング会社、教育機関が一体となってiPadなどのメディア端末と電子書籍を教育現場で活用することを目的した研究会です。
ボーンデジタル、ワークスコーポレーションが権利を有する出版物を電子書籍化し、デジタル・ナレッジがiPadなどのメディア端末に搭載したデジタル教材のプロトタイプを作成。これをデジタルハリウッドが運営するスクール・大学・大学院の講師や学生が実際に学習で活用することで、その効果や課題を検証し、実際の教育現場での使用に耐えうる運用効率性と、高い教育効果を発揮できるデジタル教材の開発を進めというものです。
その一連の議論の中で、国も既に動き出しています。
総務省では「2015年までに全ての小中学校の生徒にデジタル教科書を整備する」というビジョンが掲げられ、文部科学省では2020年までにデジタル教科書の導入を検討しています。
そんな中で一冊の本を出版されました。「ipadで教育が変わる」という時代の流れに沿ったコピーの本です。その著者である矢野耕平さんとお会いし、デジタル教科書やそれらを用いた日本の教育について議論をしました。矢野さんは自らが経営する塾「株式会社スタジオキャンパス」でもipadを導入して教科書の検証を行った人でもあります。
非常に有意義な議論で、今後はお互いに協力関係を築いていきましょうという事で本日の議論は終了。
今、日本全国の小、中、高、大学がこれらのデジタル教科書、教材に注目しています。
今後の日本の教育はどうなるのか?
デジタル教科書、電子書籍の活用、皆さんも要チェックしてみてください!