皆さんこんにちは。講師の小倉イサクです。今日は、面白そうな技術をいくつか紹介致します。
「QUMA」って、御存知ですか?初めて聞くという方は、ムービーをご覧下さい。どうでしょう?面白くないですか?興味湧きませんか???ムービーが見れない方もいると思うので簡単に説明しますと、複数の関節を持つ人形を動かす事により3DCGの世界にあるCGキャラクターが同じポージングをしてくれるという代物です。コマ撮りアニメーションという技法があります。人形を少しづつ動かして、その都度に写真を撮り、映像ソフトで並べるとアニメーションになるという技法です。まさに、これのデジタル版ですね。非常に直感的にアニメーションが付けられるのでは?と思い、デジハリとして共同研究できないかどうか?打診中です。今まで、モーションキャプチャーという方法では、数百万円単位のシステム費用が必要でしたが、このQUMAを使えば、かなりの安価で動きをキャプチャー出来る可能性があります。皆さんも、今後の動向にご注目を!
次は、裸眼で立体視が楽しめる特殊シート「Pict3D」です。昨今、劇場や立体視テレビや任天堂3DSなどなど様々な媒体で賑わっている立体視の新技術です。今回紹介するのは、既存のモニターやiPad,iPhoneに貼るだけで、(専用)コンテンツが立体に見えるというモノです。現状、最大23インチ程度ですが、今後はもっと大きなサイズでの発売もあるかもしれませんし、これを利用した新しいコンテンツも制作されるかも?しれません。一番の興味は、低価格さですね。立体視のテレビは、それ相当の値段になりますし新しく買い換える必要も生じます。しかし、このシートなら貼るだけですから、エコ的な効果もありますよね~。
イサク
PS
そして、最後は映画情報です!(最近、このネタが多くて恐縮です、、)。この秋、公開するアニメ『とある飛行士への追憶』です。ライトノベルが原作なので、読んだ事のある方も多いかと。実は、本学の卒業生のHさんがこの映画の宣伝に関わっており、ブログの方も担当されているそうです。監督は宍戸さん、脚本はサマーウォーズの奥寺さん、キャラクターデザインはエヴァンゲリオンの松原さんで制作はマッドハウスさんなので、クオリティーは十分保証されていることでしょう。楽しみです!!