【集中インタビュー連載:第4回】
カラーコーディネーター・秋元さん「パソコンを閉じて、街へ出よう」
デジタルハリウッドの名門クラス「グラフィックデザイナー専攻」。これまで数多くのデザイナー、DTPディレクターを輩出したこのクラスが、7月の新カリキュラムから、大幅に内容がグレードアップ!DTPのスキルのみならずWebの知識も網羅して「デザインの全て」を学べる専攻に生まれ変わりました。今回はこのリニューアルを記念して、「グラフィックデザイナー」特集を掲載!
「アナログの良さをしっかり認識しないと、足元を掬われますよ。」
いきなり過激な発言から始まったインタビュー。
発言の主は、カラーコーディネーターにして、渋谷校イメージビジュアルデザイン講座の担当講師・秋元未奈子さん。
「今はちょっとフォトショップ、イラストレーターを使えるようになるとすぐデザイナーを名乗る人が増えてきています。でも、それはあくまで『ソフトが使える人』であって『デザイナー』ではない。包丁が使えるからといって料理人を名乗れるわけじゃない。もっともっと、デザインの本質を知ってもらいたいと思ってます。」
「パソコン上で扱えるものは世の中のごくほんの一部。実際の物体を見て、触って、足を運んで経験しないと、本当の良さは理解できないですね。」
「例えば、絵画にしても、パソコン上で世界中の有名な絵画は見つけることができます。でも、その本当のスケール、油絵の具の乗り方、光の反射、額縁、その絵を見ている見学者の様子…そういうものをしっかり体感しないと、『その絵画を見た』とはいえないでしょう。もっともっと、パソコンから離れて、実際の現場に出て欲しい。」
秋元先生は渋谷校の「イメージビジュアルデザイン講座」で、受講生に手書きのイラスト、線と円の交わり、コラージュなどを行うことで、『デザインを体感する』授業を行っています。
「グラフィックデザイナーを目指す人は、まず手触り、匂い、スケール感を感じながら『五感』全てを駆使して制作を行ってもらいたいと願ってます。」
デジタルハリウッドのグラフィックデザイナー専攻では、PCを使っての授業、机上の講座だけでなく、実際に受講生みんなで「印刷博物館」へ繰り出したり、「日本で初めてDTP出力された本」に触れてみたりすることで、本当のデザインの意味を学んでいきます。
秋元先生はこうも語ります。
「グラフィックデザイナーを名乗れる人は、まだまだ数少ないし、正直足りていません。パソコンがないところでデザインができる人が今の20代30代にどれだけいるでしょうか?デジタルハリウッドのグラフィックデザイナー専攻やイメージビジュアルデザイン講座は、パソコンスキルを超えた本当の『デザイン』の意味を伝えられる授業だと思いますし、実際にそれが現場で本当に活きるスキルになっていると感じています。」
7月開講の「グラフィックデザイナー専攻」では、業界のニーズに合わせ、雑誌、パッケージ、ポスター、Webと様々な表現の分野に対応した講座として、全ての「デザイナー志望」の方へ向けた講座として渋谷校にて開講します!
PhotoShop,Illustratorと云うオペレーションソフトの使い方はもちろんのこと、入稿のテクニックから文字校の考え方、ホワイトスペースのとり方にフォントの選び方まで…実際に現場で仕事を任されたときに自分で価値判断ができる人を育てていきます。
ご興味のある方は、ぜひこちらから説明会・授業見学会にご参加ください!
現在、火・木・土・日の10時30分~21時までWeb/DTP系の授業を開講中!
バックナンバーはこちらから
第1回-DTPディレクター・水木さん「DTPの求人数は減っているのか?」
第2回-グラフィックデザイナー・米澤さんが伝えたい「デザイン」とは
第3回-卒業生・野口さん「DTPクラスでも、Web業界から求人が来ました」
第4回-カラーコーディネーター・秋元さん「パソコンを捨てよ、町に出よう」
第5回-渋谷校・根鈴啓一「グラフィックデザイナー専攻は何を目指しているのか?」
学校説明会 興味はあるけど、「まだ自分がどんな分野に向いているかわからない」「業界についても詳しく知りたい」という方はまず説明会にご参加ください。 業界動向・コースカリキュラム・施設見学はもちろんデジタルハリウッドのここが魅力という部分をご説明させて頂きます。 資料やWebだけではわからない新鮮な情報が盛りだくさん。お気軽にご参加ください。 | |
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