【集中インタビュー連載:第1回】
DTPディレクター・水木さん「DTPの求人数は減っているのか?」
デジタルハリウッドの名門クラス「グラフィックデザイナー専攻」。これまで数多くのデザイナー、DTPディレクターを輩出したこのクラスが、7月の新カリキュラムから、大幅に内容がグレードアップ!DTPのスキルのみならずWebの知識も網羅して「デザインの全て」を学べる専攻に生まれ変わりました。今回はこのリニューアルを記念して、「グラフィックデザイナー」特集を掲載!
Web業界と比較して求人数が少ないといわれるグラフィック業界。現実はどうなのでしょうか?
DTP業界で活躍するクリエイティブディレクター、水木秀明氏にお話を伺いました。
「きちんとデザインができる人、であれば、充分な求人があります。」とのこと。
「紙媒体しか扱えない、とか、Webしか扱えない、と云う人は多いです。しかし、どちらもプロレベルで扱えるデザイナーって、実は少ないんです。どちらも同じデザインなんですけどね。パソコンやソフトのスキルでなく、きちんと『デザイン』を理解している人って実は少ないんですよ。実際には片方しか作れないデザイナーが増えてきている今、ひとつのお客様の素材からフライヤー、ポスター、Webと様々なものを生み出せるデザイナーは非常に重宝されています」
水木氏はWebと紙媒体、両方できるデザイナーの育成が必要だと語る。
更には、Webデザイナーの増加に伴い、DTPの扱えるデザイナー、および希望者の減少を嘆く。
「本当に紙媒体を使える人はまだまだ少ないです。求人数が少ないという噂もそこに拍車をかけてますね。現実には人が全然足りていないのに…。」
また、今だからこそDTPデザインをきちんと学ぶ重要性をこう語ります。
「DTPデザインができる人のWebデザインって、実にきめ細かくて、いい作品が多いんですよね。紙媒体は、決まった紙面の中に、決まった情報を的確に盛り込まなくてはいけない。
そこに試行錯誤が生まれるんです。Webは1ページ内にいくらでも情報が載る。その点で、DTPを扱える人のWebデザインは洗練されています。」
7月開講のグラフィックデザイナー専攻では、業界のニーズに合わせ、雑誌、パッケージ、ポスター、Webと様々な表現の分野に対応した講座として、全ての「デザイナー志望」の方へ向けた講座として渋谷校にて開講します!
PhotoShop,Illustratorと云うオペレーションソフトの使い方はもちろんのこと、入稿のテクニックから文字校正の考え方、ホワイトスペースのとり方にフォントの選び方まで…実際に現場で仕事を任されたときに自分で価値判断ができる人を育てていきます。
ご興味のある方は、ぜひこちらから説明会・授業見学会にご参加ください!
現在、火・木・土・日の10時30分~21時までWeb/DTP系の授業を開講中!
バックナンバーはこちらから
第1回-DTPディレクター・水木さん「DTPの求人数は減っているのか?」
第2回-グラフィックデザイナー・米澤さんが伝えたい「デザイン」とは
第3回-卒業生・野口さん「DTPクラスでも、Web業界から求人が来ました」
第4回-カラーコーディネーター・秋元さん「パソコンを捨てよ、町に出よう」
第5回-渋谷校・根鈴啓一「グラフィックデザイナー専攻は何を目指しているのか?」
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