みなさん、こんにちは。講師の栗谷幸助(くりやこうすけ)です。これまで、専門スクールやオンラインスクールでの授業風景をお届けして来ましたので、今回のブログでは 大学での授業の様子をご紹介したいと思います。
大学では「Webサイト構築演習 I」「Webサイト構築演習 II」という授業を主に担当させていただいています。共に1・2年生を中心としたWebデザインの基礎を身につける授業で、前期に行なわれる「Webサイト構築演習 I」では (X)HTML と CSS の基礎を、後期に行なわれる「Webサイト構築演習 II」では JavaScript と Flash の基礎を中心に指導をさせていただいています。
当大学は 留学生が非常に多く、国際色豊かなキャンパス風景が特徴です。これまでワタシが担当させていただいたクラスでも、中国や韓国を始め アジア各国からの留学生が履修をされていました。そして、この9月から始まった「Webサイト構築演習 II」の授業では、26人のクラスの中に、さらにドイツやフランスといった欧州からの留学生も履修をして、頑張っています。さながら、小さなクラスの中に世界が広がっているような光景です。
というのも、デザインの授業を行なっていると、課題作品などに その国独特の色使いや表現を見ることが出来るんですね。「こんな彩度の高い色の組み合わせで、配色は行なわないよな!」なんて思わせるようなものも、それは日本人的な感覚であって、各国では 当たり前のもの、気持ちの良いものだったりする訳です。そんな様々な表現を1つのクラスで共有しあえる大学生のみなさんは、非常に恵まれている環境にあるのではないかな、と思います。
さて、そんな雰囲気の中 学習が進んで行く授業ですが、現在 学習をしているのが JavaScript です。こちらは、どちらかと言うと「文字とにらめっこ!」というような状況で授業が進んで行きます。多くの学生が眉間にしわを寄せながら 難しそうな顔をして、画面をじーっと見ています。でも、思い通りに動いた時に見せる ふとした笑顔が、こちらから見ていると 非常に微笑ましくもあります(笑)。
そんな少しづつの笑顔を積み重ねて行くことで 基礎をしっかりと身につけ、それをもってゼミへと進んで行ってもらいたいものです。そして、ワタシが楽しみにしているのは 期末に行なわれる最終課題の発表、それは 小さな万国博覧会なのです!