皆さんこんにちは。講師の小倉イサクです。今日のブログは、CEATEC JAPAN(10/5~10/9@幕張メッセ)に関してです。まさに、本日、行ってきたばかりなので、そのホットなネタを画像たっぷりで報告します。
先ずは、ニュースでも放送していた日立さんの出展物です。これは、非接触型パネルで、操作する人の正面にあるセンサーで腕の動きを読み取り、タッチパネルの様な操作ができます。大きく異なるのは、手の手前、奥を認識する事でより複雑な操作を可能にしている点です。
次は、シャープさんからこの冬に発売される『ガラパゴス』という電子書籍リーダーです。非常に軽く、手のひらサイズで片手で操作出来るという点がiPadと異なるところでしょう。電子書籍のコンテンツ次第のような気がします。
さて次は、4Kの画像解像度で立体視を見る為のシステム(日経エレクトロニクステクノロジーシアター/産業技術総合研究所)です。写真は、そのためのカメラです。解像度がここまで高いと、立体視なのに文字までちゃんと読めてしまうというのにビックリでした。
次は、日立さんの『超短投写プロジェクター』です。82cmという短い距離から、80型サイズの映像を投影するプロジェクターです。この距離だとスクリーンの前に立っても人影が映りませんのでプレゼンには最適です。さらに、センサーも追加出来るのでマウス操作を指で行えるインターフェイスも非常に面白いものでした。
最後は、僕のシュミでwww!で選びました。『スタジアム3D自由視点』(自由視点VOD配信サーバ技術)という代物です。KDDIさんが出展していたもので、サッカースタジアムなどで撮影した1つの映像素材を元に、異なる視点でその映像を見れるというものです。皆さんが御存知なのは、車の四方に配置したカメラで周囲を擬似的に作成し、上空から見た様な映像を車内から見れるというものがあります。これは、ワイドレンズを使っての仕組みで、本システムとは全く異なります。『スタジアム3D自由視点』は1つの4K映像から、人物部分を抜き出し、仮想カメラで操作したカメラ視点のグランドに、人物を再配置するという仕組みです。これで、次回のWCを観てみたいと思いました!
ソニー、パナソニック、日立、シャープさんなどの大手メーカーは立体視用テレビのオンパレードでしたが、小さなブースでも面白い発見があるのがCETECの良さです。明日まで開催なので、お時間がある人は是非、行ってみて下さい。