こんにちは。教員の高橋です。
今回は奈良県にある帝塚山大学と韓国コンテンツ学会の共催によるコンテンツ関連の国際学術大会が12月18日-19日で行われ、その中で私の研究が審査に通過したことから、研究発表を行って参りました。
場所は帝塚山大学東生駒キャンパスです。
発表分野の分野は下記の通りです。
日本のコンテンツ分野よりも韓国のコンテンツ学会は広い概念で研究活動を行っています。
・Scientific and Technical information分野;Information Distribution/
Information Analysis/Super Computing/e-Science/Network/mobile telecom
・Contents Engineering分野;Production Technique / Service Technique/
Communication System / IT-Based Technology
・Contents Design分野;Interactive Content / Game / Broadcasting /
Multimedia/Animation / Film / Publishing / Cultural Content /
Cartoon&Comics / Content Basic Theory
・Contents Application分野;Police&Law Content / Administrative Content /
Health Content / E-Learning / Sports&Leisure Content / Dance /
Tourism Content / Construction / GIS&LBS / E-Business / Ubiquitous /
Security /Defence Content / Content management of Technology
論文(約200編の発表)以外に、最新のデジタル作品(デザイン、CG、3Dの映像など)展示もありました。
韓国からは約100名近い研究者が来日し、この学会を盛り上げました。
日本からは、私と数名の方のみが研究発表を行いました。
私の研究発表は、
「The Potential Decentralization of Japan’s Animation Industry and Human Resource Development 」
(日本アニメーションの産業集積地変化と人材育成)というテーマで発表しました。
東京一極集中のアニメ産業が徐々に地方にも支社を立ち上げ、人材育成機能を有し、将来の骨格作りに着手している。その代表会社にスタジオジブリがあるという形で講演してきました。
その後は国際的な様々な国の研究者とこれからの研究交流やコンテンツ関連の最新動向の話で盛り上がりました。
次回は、5月に韓国、そして12月にフィリピンで学会の総会を行うようです。
今回は、日本のコンテンツ学会の交流という役割を持って参加してきましたが、今後は国際間での横断的なコンテンツの研究論議を行っていきたいですね。非常に盛りだくさんでした。
最後は、韓国コンテンツ学会のYoug-Sun Oh会長と今後の交流を誓い、終了となりました。
素晴らしい国際学術大会でした。