皆さん、こんにちは。教員の小倉いさくです。本来、二週に一度のブログ更新ですが、本日は緊急発信です!!
タイトルにもあります様に、本日、12/10(金)夜7時より日本テレビ系列にて『たけしとひとし』というバラエティー番組が放送されます。
実は、この番組にデジハリ生がOJTとして関わったので、その裏話を話しましょう!これを読んでから、放送を楽しんで下さい。
さかのぼる事、3週間前の金曜日。デジハリにとある制作会社の方がいらっしゃいました。数日前から、Yahooニュース等でも話題になっていた「たけしとひとし」という番組のディレクターさんです。
本学の学生に番組で使用するCG映像を制作して欲しいという依頼での来社です。制作の条件は、『非常に時間が無い中で御協力願いたい』というものでした。
テレビの仕事をした事が無い方に説明しますと、本来、収録の一ヶ月前くらいに依頼があって、10日間くらいで仮の完成をさせ、OKが出たらクオリティーを上げたり、修正依頼があれば直したり、、、を繰り返して収録の一週間前には、本番のサイズ(フルHD)でレンダリングして納品という運びです。ところが今回は、放送の3週前で収録の10日前という時期での依頼でした。つまり、素材が僕たちの手元に来てから仮の完成まで3日間ほどで作成し、チェクを貰って修正して、納品して、とりあえず収録には間に合わせ、細部はオンエア前までに最終版を!というかなりのタイトスケジュールでした。
そんな中、卒業したての2009年度秋本科生の渡辺君、吉田君、藤田君、2010年度秋本科生の草野さん、大山さん(入学2ヶ月!)の5人で制作しました。仕上がりは、オンエアを見て頂きたいと思いますがこのスケジュールで制作した事を考えればイイ出来に仕上がったと思います。
さて、無事に納品も終わり、収録日がやってきました(写真は日本テレビ)。
どのようにつかわれるのか?なにがNGなのか?修正点は何なのか?を確かめるため、昼の2時から夜の8時までの6時間という長きに渡る収録の立ち会いです。
とは言っても、北野武さんと松本人志さんが本格的に番組をやるのは始めてという事で、ワクワクしながらの立ち会いでした。ですので、あっという間の収録だったのを記憶しています。
では、おまちかねの番組裏話です。
収録スタートです!のかけ声で、いきなり、2人が撮影用のクレーンに乗った状態(3メートルくらいの上空)で登場したのでスタジオでは拍手喝采!です。この2人も「怖いわ〜」「あかんあかん」の連発。後で聞いた所によると「飽きっぽい2人が収録中に逃げない様にする為に、クレーンに乗っけちゃえ」と出演予定の水道橋博士が言ったから、とのこと。その後、松本さんがタケシさんに『今、楽屋でテレビ観てたら水道橋博士が大阪の番組出てたけど、間に合うんすか?』と、ネタフリでスタジオ爆笑(どうやら「ミヤネ屋」に出ていたらしいです)。ここは、松本さんが後輩としてタケシさんが話しやすいネタを振ってるんだと思いながら聞いてると、タケシさんが『だから、収録がこんなに長いのか!』と切れ気味に発言してスタジオ笑!という入りでした。
言ってみれば、『笑いの神』が出会うって事です。つまり、「俺たちひょうきん族」を観ていて「ごっつええ感じ」で腹を抱えていた僕に取っては「この奇跡が目の前で起こっている」というだけで、感動ものでした。テレビ界の歴史の1ページに立ち会った事に感謝です。今晩のオンエアでは、この6時間という収録がどのような2時間になっているのか?楽しみながら、観てみたいと思います。
近い将来、本学で勉強しようとしている皆さん、こんなOJTが出来るのはデジハリ以外ありません。入学を検討してみては如何でしょう?ホントに楽しいですよ!学習成果が、直ぐにテレビで放送される経験って他にはありません!!
最後に、この様な機会を与えて頂いた番組プロデューサーの土屋さんに感謝して、ブログを終わります。今晩の放送、お楽しみに(^o^ლ)
小倉イサク