皆さんこんにちは。教員の高橋です。
今回は、出張講義の報告をしたいと思います。
1月21日(金)に岩手大学アートフォーラム、盛岡情報ビジネス専門学校主催による
「クリエイティブ産業特別講座」の講師として講演をアイーナホールにて行ってきました。
約10年ほど前から岩手大学の先生とは交流があり、その経緯から景気低迷の今こそ、ぜひ東京のクリエイティブ産業をお話をぜひして頂きたいといったものでした。
会場には、約150名の大学生、大学院生、専門学校生、マスメディアが来場し、朝の9時~午後の4時までお話してきました。
普段大学では、90分×15回で指導している内容ですので、この時間ではすべてを伝えることができず、かなりポイントに絞った話となりました。
この講座で理解させるポイントとは、
①日本のコンテンツ産業の全貌を理解すること
②各コンテンツ分野(映画やゲームなど)の市場規模
③コンテンツの製作構造の理解④コンテンツ流通のしくみ
以上です。
上記業界の産業構造をお話しする以外では、終了後学生から個別の質問の対応に終われました。地方ではコンテンツ産業が規模も小さく、分野によってはないものもあるのでそれが学生が情報を収集することができない原因でしょう。
また、私が指導している「コンテンツ産業概論」といった授業もないことからこの状況になってしまいます。
岩手に限らず、地方ではこのような情報不足から誤った就職活動をする学生が多いようです。
今後とも、全国各地、場所問わずこのような依頼があればスケジュールがあう限り、デジタルハリウッド大学のプロモーションも兼ねて実施していきたいと思っています。
デジタルハリウッド大学に入りたいという学生がいたことはうれしかったですね。
非常に寒い雪国でした。