みなさん、こんにちは。教員の高橋です。
今回は、2月3日に行われました本学の国際アニメーション研究所主催
「アニメ・ビジネス・フォーラム+2011」の模様をお知らせしたいと思います。
このフォーラムは、今年で3年目で年に一度、行っている定例イベントです。
このフォーラムの企画から運営までを私が担当しています。
近年の日本では、アニメ製作費の減少、衛星専門チャンネルの拡大、DVD販売の激減、オリジナル作品への挑戦など、既存のアニメビジネスが新たな胎動を活発化しています。当フォーラムでは、アニメーション・マーケットの最前線で活躍するキーパーソンが生の声を届けるため、5社の企業の担当者の方々に来て頂き、講演を行いました。
詳細は、1日という長い時間での時間の中でのイベントでしたので詳細の内容説明は省きますが、
最も印象的だったのは
「ガンダムUCにおけるウインド戦略」というテーマで講演された(株)サンライズ 常務取締役 宮河恭夫氏のお話。
テレビアニメ→限定DVD→DVDレンタル→衛星放送というような流れのウィングウインドウモデルとうビジネス展開を変革させ、イベント上映→DVDというテレビアニメからの脱却のビジネスモデルを作られた宮河さんの話は、非常に興味深い話でした。他の会社では行われていない戦略で、DVDは数万枚を売り上げ、ヒットしています。
他にも(株)エー・ティー・エックス 代表取締役社長 岩田圭介氏の講演資料も代理店別、スタジオ別など非常に貴重な情報でしたし、(株)スクウェア・エニックスの倉重宣之氏の話も大変貴重な内容でした。
詳細の記事は下記のリンクをご覧ください。
■掲載されているメディア
GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20110204_surise_anime_business_forum_2011/
http://gigazine.net/news/20110203_square_enix_anime_business_forum_2011/
シネマトゥデイ
http://www.cinematoday.jp/page/N0030060
今後も定期的に国際アニメ研究所は活動し続けますので、皆さんよろしくお願いします。