皆さん、こんにちは。教員の高橋です。今回は大学ではなく専門スクールで開催したスペシャルセミナーのご報告をします。東京でこそ毎日のように目新しいコンテンツや様々な情報が錯綜しますが、地方ではなかなか情報もコンテンツ制作も数少ないのが実情です。そんな中、前回、大学の公開講座で実施した対戦格闘アクションゲーム『鉄拳』原作によるフルCG アニメーション映画『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』で監督を務めた毛利さんとともに福岡校でセミナーを開催しました。
今回は二週間ほど前に大学でも毛利さんと対談していることもあって、前回よりもビジネス面よりも映画製作の流れを重点にストーリーや登場 キャラクター紹介など一般には公開していない映像やデータを用いて説明していただきました。参加者はCGデザイナーを目指す学生からゲーム鉄拳が大好きなファンの方まで幅広く参加いただきました。今回より知っていただきたかったのは、監督という職業がどのような役割や責任をもつのか?という点です。監督という職業は制作における責任者ですので、制作の意思決定も敏速かつ、商業活動の中で、消費者を満足させる必要があります。演出というのは、CGであろうが実写であろうが舞台であろうが、一長一短はあっても役割はほぼ同じと言って良いでしょう。今回はフルCGというジャンルというよりも演出家、監督としてのトークに重みをおいた内容になりました。そして、最後に福岡校のスタッフと監督も交えて記念撮影。
福岡はレベルファイブなどゲーム会社が集積しており、業界関係者も参加していましたので素晴らしい出会いもありました。福岡には何度か来ていますが、ゆっくり関係者と話す時間もなかったので福岡をより深く知る良い機会になりました。今後も東京だけでなく、地方でのセミナー開催が出来るよう常に新たな人脈や数多くの人との出会いを大切にしていきたいですね。