みなさん、こんにちは。デジハリ講師の小倉いさくです。本日のブログは、昨年の12月に引き続き、上海音楽学院にやって来ましたのでその報告を。
今回は、Mayaのアニメーションを教える為にやって来ました。前回の授業とは異なり、PCを使っての実習です。環境はiMacが40台ほど1つの教室に置いてあり、MacOSとWin7が切り替えられるものでした。3DCGを行うために、Adobe製品やMayaなどがインストールされているのは、言うまでもありませんが、MacOSではFinalCutやShakeなどもありました。他にも、音楽学院ならではの音関係のソフトも入っている様でした。
また、今回はデジハリ卒業生の方の紹介で、セガ上海さんにも御邪魔して色々と話を聞いて来ました。実は上海ではIT系企業団地のような場所があり、そこの一角に入居していました。2002年から、会社があるそうですが2009年にこの場所に引っ越して来たそうです。場所と建物を国や市が用意して作るので、中国人を雇えば安く入居出来るシステムなのかもしれません。日本の様な「箱もの」(作る事に意義があり、その後は赤字の垂れ流し)とは違って、雇用を増やせると言う意味では良い政策の用な気がしますが、中々入居してくれる会社は増えない様です。
御会いしたセガの方が、「中国の人は想像力が足りない」と仰っていました。このブログを読んでいる日本の方は、想像力をシナリオや企画、ストーリーのオリジナリティーの事かと思うかもしれませんが、チョット違います。例えば、モデリングをしている時に、その物体はなぜその形や色になっているか?を考える!という意味での想像力です。また、上海の人に「山道を作って」と言っても、上海には山がないので何を作ったら良いのか分からないそうです。これも、チョット想像すれば分かりますよね?ですので、短い期間ですがこの様な事も、上海音楽学院の学生に伝えられればいいなぁ~と思いながら、明日からも授業してみます。因に、11日間の滞在中は、土日も関係なく毎日授業ですが、、、がんばりまーす!
イサク
PS.
ホテルのテレビは日本の放送局としてNHKが唯一見れますが、、、11日間ず~っとNHKだけというのも日本に居る時はあり得ない状況で笑ってしまいます。www