皆さん
こんにちは。教員の高橋です。
先日7月4日(水) - 6日(金) 石川県 山代温泉 ホテル百万石にて行われました情報処理学会 DICOMO 2012において私の論文が採択され、研究発表と研究発表のセッションの司会進行、評価を行う座長を行って参りました。
学長をはじめ一部の方しかまだお知らせしていませんでしたのでご報告しておきます。
情報処理学会は、「コンピュータとコミュニケーションを中心とした情報処理に関する学術、技術の進歩発展と普及啓蒙を図り、会員相互間および関連学会との連絡研修の場となり、もって学術、文化ならびに産業の発展に寄与する」事を目的として設立され、会員数は、約20,000人と大規模な学会です。その学会の中の研究会で今年度からデジタルコンテンツクリエイション研究会(DCC研究会)が設立されました。その研究会で私は幹事を務めており、今回もそういった経緯から論文を投稿し、採択され発表を行ってきた次第です。
私の論文は「デジタルコミュニケーションによる情報空間の心理構造」です。デジタルハリウッドの経営ビジョンである「デジタルコミュニケーションの学術確立」とあり、現在はその研究活動がまだ現状できていません。そういった理由からあえて「デジタルコミュニケーション」という概念付けを広く研究者に理解してもらい、なおかつそれらが学術レベルの論文であるという事を評価して頂き、確立までに至るプロセスを一つづつ積み上げていこうという想いからでした。内容は要約するとSNSの日本と中国の活用事例と利用者アンケート、それに伴い国民心理、国家体制など社会学、認知学、哲学という複雑な複合分野の研究内容となりました。
DICOMO 2012のHPは下記です。プログラムが見れます。
驚いたのは、参加者の人数です。約600人くらいがいまして、ホテルを貸切状態でした。食事はまさに体育館で食べているような状況。画像でその模様と座長の模様をお知らせします。
まだまだ、「デジタルコミュニケーション」の論文執筆は続けて学術界で認められるようにしたいと思います。学長の概念よりも一歩踏み込んだ世界観なので若干違いがあり面白いと思いますので、ご興味ある方ぜひご覧ください。
これからほぼ毎月DCC研究会が関連した研究会に参加することになりました。かなり忙しくなりましたが技術者にデジタルコンテンツの魅力や現状を知ってもらう良い機会なので、頑張ります!