2011/07/09

EDIX 2011 で講演をさせていただきました!

みなさん、こんにちは。講師の栗谷幸助(くりやこうすけ)です。

7月7日(木)〜9日(土)は、東京ビックサイトで教育ITソリューションEXPO(通称:EDIX)が開催されています。会期中は多くのブースが並び、様々な講演会も行なわれています。

Entry19_01 このEDIXで、ワタシも7日に講演をさせていただきました。演目は「タブレットPC(iPad)とデジタル教科書を適用した、学校の運営実践事例」。今年の1月から専門スクールの総Proコースで実施をしたiPadを使用した授業が、通常のクラスと比較して どのような学習効果があったのか、といったことを報告させていただきました。

昨年5月にiPadがリリースされてから、携帯情報端末(電子書籍)をいかに教育の現場で活用をしていくのかというのは、大きなテーマとなっています。単にこれまでの教材を電子化するというだけのことではなく、学習進捗・管理とシームレスに組み合わせることで、学生にとって いかに場所や時間にとらわれない環境を用意するのか? そして、教える側にとって それらを いかにタイムラグなく把握出来る状況を作るのかがポイントとなってくると思います。

Entry19_02 今回の授業でのiPad活用では、上記を実行することで 予習・復習時間の増大や理解度のアップといった点で、携帯情報端末の有用性を わかりやすく見て取ることが出来ました。

一方で、1年前にはiPadという選択肢しかなかった携帯情報端末は、様々なものが登場して来ています。今後は、現場にスムーズに導入することが出来るハードは何なのか? といったところにも焦点を当てて行かなければならないと思っています。

今後も「電子書籍を活用した教育スタイル創造研究会」の活動を見守っていただければと思います!

2011/07/02

『Behind the Scene』

皆さん、こんにちは。講師の小倉いさくです。今回はイロイロな、映画のメイキング紹介です。

先ずは、「ブラックスワン」から。一番、CGを使っていると感じるのは、主人公のナタリーポートマンの両腕が黒い羽根になるカットでしょうが、それ以外にも鏡を使ったトリックがふんだんに出てきます。主な方法は、写り込んでいるカメラを、ちくちくと消す作業ですが、万華鏡のカット等はグリーンバックで撮影している様ですね。他にも、背中の湿疹をCGで置き換えたりと、様々なVFXが使用されています。

次に紹介するのは、「ハリーポッターと死の秘宝 Part1」です。当然、CGをふんだんに使用した映画なわけですが、学生の皆さんにも可能な事は、「色調整」ですね。特に、曇り空に効果を与えておどろおどろしい感じや雰囲気にする手法は是非とも、真似をしてもらいたいです。

最後は、「トロンレガシー」です。本作を制作しているデジタルドメインは、「ベンジャミンバトン」でも、リアルな人間を制作ていますので、その技術を使っているのでしょう。

他にも、ILMの公式Youtubeサイトには、「パイレーツオブカリビアン」「トランスフォーマー」「スタートレック」などがあったり、Weta Digitalは、「アバター」「Xメン」「ガリバー旅行記」のCGメイキングがありますので、興味のある方は是非見て下さい。「あ!こんな方法で撮ってるのか?!」と、感じてもらい、こんな映像作りたいと思ったら、本学のドアを叩いて下さいね。

*)VFXとはVisual Effect(視覚効果)の略です。主に、CGを使用しての映像的な効果です。一方で、SFX(特殊効果)は実際にミニチュアを爆発させたり、ワイヤーで人を吊ったり、本物の車によるカーチェイスなどの実写撮影における特殊な効果です。

小倉いさく

PS.ちなみに、トランスフォーマーシリーズを制作している、マイケルベイ監督はVFXよりもSFXを多用する方です。特に爆発シーンなどは、本当にドッカンドッカンやった方が、良い絵が撮れるとお考えになっての事でしょう。ぼくも、どちらかというと、SFX派ですかね。www

2011/06/28

大学院教授会

皆さん、梅雨と真夏の温度の中元気にされていますか?教員の高橋です。
ちょうどこの一週間を振り返って見たいと思います。
まずは、エンターテインメント産業論のゲストで来ていただいた株式会社プロダクション・アイジーの企画室室長の森下さん。かれこれもう8年以上の付き合いになります。偶然にも同じ地域に住んでいることがわかり、なお驚きです。今回は森下さんに、アニメ業界にどのようにして入って入ったか?というキャリアプランや業界で求められるスキルや採用試験など生の話をしてくれました。3コマ連続ですから9時~14時30分まで。長丁場ありがとうございました!
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そして、週をまたいで本日は授業と大学院の教授会。
大学院では、学生からの教員評価の取り組みを行っており、ナンバーワンの数字(5が最高です)を上げた教員へ授与されるもの。今回、4.9という脅威の数字を作ったのは亀田先生。
トロフィーを前に画像をとらせて頂きました。私もがんばらないといけません!
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2011/06/25

今週のワタシ

Entry14_01 みなさん、こんにちは。講師の栗谷幸助(くりやこうすけ)です。

今回はワタシの1週間を綴ってみたいと思います。今週は月曜日のお休みが明けて 火曜日からスタート。

火曜日は、大学のホームルームでした。以前のエントリーでもお伝えしましたが、デジタルハリウッドでは今年の1年生から 学生への指導や学生同士のコミュニケーションなどを目的とし、クラス制のホームルームを月に1度程度の割合で実施しています。この日は小倉先生のクラスと合同で実施をしました。10グループに分けてのグループワークで、最近のニュースからの時事問題を全問正解したら、次の謎解き問題へ。謎解き問題をもとに秋葉原の街から写真を撮って来てもらいます。いかにチームワーク良く これらを行なって多くの写真を撮って来るのか?! このように「頭」と「身体」と「チームワーク」を使ってもらいました。授業が終わる頃には、みんな汗だくになっていましたが、美味しいお昼ご飯を食べることが出来たのではないかと思います。

水曜・木曜日は、大学のWebサイト構築演習Iの授業。この授業は、Web制作の基礎として HTML・CSS を習得するもの。数週前からCSSの学習に入りましたが、これまでのHTMLと比べると 見た目がガラリと変わって行くので、幾分 楽しそうに学習している様子。もちろん、初めてWeb制作を学ぶ学生が多いので、思うように記述できず 苦しんでいる学生もいますが、コードを覚えるということにとらわれるのではなく、自由に表現をするということを楽しんで欲しいです。

水曜日の授業前は、オンラインスクールで新しい講座についてのミーティング。これまでとは違った受講対象者の方々に向けての講座をお届けをすることが出来ないか、ということで色々と考えています。また具体的になって来たら、みなさんにご紹介したいと思います。

金曜日は、夕方にデジタルハリウッド校友会の理事会が行なわれました。ワタシは、校友会発足より理事をさせていただいています。発足より1年が経ち、校友会でもいろいろと面白い試みを行なって行きたいと思っていますが、本年度は各地で校友会イベントを実施して行く予定。これまで以上に 校友会のみなさんとお会いすることが出来ると嬉しく思います。

そして、本日 土曜日は 専門スクールでの Webデザイナー総合Proコースの授業。今日は午後の講義授業の時間にグループワークの企画発表会が行なわれました。グループで企画をし、ある商品やサービスのキャンペーンページを作成するという今回のグループワーク。3チームからバラエティーに富んだ企画の発表がありました。ここから数週でサイトにして行きます。次回のサイト発表会がとても楽しみです!

さて 最後に、「教育ITソリューションEXPO」のセミナーで講演をさせていただきます。(7月7日・木曜日 13:20〜14:20) iPad関連のセミナーとなりますので、ご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お時間のご都合などがよろしければ 東京ビックサイトまでお越し下さい。

2011/06/25

広島大学での講演

皆さん、こんにちは。教員の高橋です。梅雨の時期は天気が不安定で大変ですよね。
そんな毎日を実感した日、今回は広島大学の高等教育研究開発センターでの講演の模様をお届けしたいと思います。
広島大学の高等教育研究開発センターは公開研究会を毎月行っており、今回私のほうへ依頼があり、講演を行ってきました。
テーマは「コンテンツ産業論 コンテンツ人材の育成」です。
コンテンツという概念が定着するまでの国の施策の流れや同時に高等教育機関にもたらしている光と影についてはなしました。光の部分は、本学を含めてコンテンツといわれる学会の増加と一方で客寄せ営業としての影という部分、さらにはさめた産業界からの反応など、コンテンツという部分に光やあると思えば、影の部分もあるという部分を、高等教育センターにあわせたテーマ設定でお話しました。
小さな研究会だったので、自治体や関連するイベント事務局の方から一般の方までいらっしゃいました。
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終了後は、初の広島ということで食事をし、参加者の方とも談義してきました。
広島って遠いんですね。
今回は初めて気付きました。新たなつながりができましたので、その話はまた報告しますね。

2011/06/17

『江口愛美』の話、イロイロ。

皆さん、こんにちは。講師の小倉いさくです。本日は、今話題のAKB48新メンバー「江口愛美」さんのコトをいろいろと書きます。長いですので、気になる方はじっくりとご覧下さいませ。
先ずは、ご覧になっていない方はこちらのサイト「グリコ、アイスの実」と、その動画をご覧下さい!

御存知の方も多いと思いますが、彼女が本物なのか?CGなのか?という話題が盛り上がっています。私も、その話題に巻き込まれ、フジテレビの夕方のニュースにてVTR出演をしてしまいました。(ちなみに、本日も関西のテレビ番組に電話での出演が予定されています)。その時の模様が、ネットで流れたり、ツイッターで話題になったりとえらい騒ぎになっているので、僕の本意を述べたいと思います。言いたい事は、二点です!

一点目は、、『CG?か本物か?!の答えに意味があるの?』です。
100%リアルに見せても話題性にならないので、ファンの方が様々な事を言えるくらいのレベルでCGを作れば、非常に盛り上がるという事はCMという媒体を考える上で、秀逸なのです(だからと言って、CGですと言ってる訳ではありません!)。ある方が、「あれは、CGですよ」と言ったとします。その根拠は?と聞くと「肌がCGっぽい、動きがなめらかではない、、、、」と言います。でも、それは本物を加工しても出来る事です。もしも、100%本物ならば、こんなに話題になるでしょうか?そこまで考えて、本物をCGっぽく出来るのもCGです。単純な技術解説で、CGか本物かというのは意味が無い事を、是非、知って下さい。そこではなく、『このアイスのCMをいかにして、話題にさせるか』が、目的なのです。よって、確実に言える事はグリコの広報とAKB48の秋元康さんの大勝利ということで、それ以上でもそれ以下でもないんです。

二点目は、、『僕はエンターテイメント屋さん』です。
僕のテレビ収録は「僕の本意よりもテレビの制作者側の意図でどうにでもなる」という事を、全て分かった上で思った事を好きな様に発言しました。一点目で説明しました様に、正直、今のCG技術で出来ない事はありません。しかし、世の中の方が本物かCGか?で、話題になっているのであれば、それに乗っかって、みんなで「あ〜だ」「こ〜だ」と言えば、楽しいと思いませんか?僕はCG屋さんである以上にエンターテインメント屋さんです。ならば、色んな事を言って、エンタメのプロであるテレビ屋さんが好きな様に編集しても、良いと思ったのです。ある人が僕に「実写って言ったけど、CGだったらどうするの?」と、問いかけます。または、「CGって言ってたけど本物だったらどうするの?」と。。。いやいやいや、そんな僕のプライドよりも、世の中の方が楽しめる方が100倍イイと思うのが僕なのです。

長くなりましたが、結果として本物であろうがCGであろうが、皆さんが楽しめたからいいでしょ?!ということです。もう、答えは出ている様なものですが、ま、ここは6月20日の発表まで、楽しみませんか?ちなみに、本物だとしたら「カワイイ子がAKBに入ったね!」と喜べばいいですし、CGだとしたら、CGでこんな子が作れる今の技術力の凄さに驚けばいいんですよ!

小倉イサク

PS
あ。ひとつだけ面白い事を。僕は『ハリウッドで制作するなら数億円かな?いや、数千万か?とはいえ、プロジェクト全体では億単位かな』と言った部分が一人歩きをして『デジハリ大学の准教授が3億円だっていってるぞ』とのツブヤキがありました。それがこんどは、『3億円少女』となり、、、。おもしろいですね〜、人の伝言って!笑ってしまいました。

2011/06/14

豪華なゲスト講師陣!

こんにちは。教員の高橋です。先週と今週はゲスト講師と公開講座があり、非常に盛り上がった日々でした。
まずは、株式会社モバイル&ゲームスタジオの取締役会長 遠藤 雅伸さんのゲスト講義。
自分が子供だった時代のゲームから現代のゲームに対して、遠藤さん自身が製作したゲームの話は学生の反応もよく、「また聞きたい」とフォードバックシートでも多数書かれていました。このフィードバックシート毎回授業後に学生全員に出させています。学生の素直な感想が聞けるので授業効果の検証にも良いですね。
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そして、昨日は公開講座 監督とプロデューサーが語る映画「パラダイス・キス」ができるまでのモデレーター。
会場は満員で映画の人気がそのままイベントにも影響していますね。
新城監督と松橋プロデューサーの作品は、私自身が昔からファンで非常にすばらしい。
いつも前向きな気持ちにさせてくれる作品です。
公開講座では、すでに2年前から準備していたこと、北川景子さんや向井理さんの起用など
他でも、特典DVDなどでも聞けない話を話していただきました。
次回も皆さんが求める公開講座を計画していますので、楽しみにしてくださいね。
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多数のメディア取材もありました。一番早かったのはシネマトュデイの記事です。
ぜひ、皆さんご覧ください。

2011/06/11

ソフトバンクモバイル様から取材

Entry17_01 みなさん、こんにちは。講師の栗谷幸助(くりやこうすけ)です。

前回のエントリーでも紹介をしましたWebデザイナー総合Proコース1月生のクラス、実はこのクラスでは 5月の半ばまで 電子書籍アプリをインストールした iPad を使用していました。iPad を始めとした電子書籍・情報端末が教育スタイルにどのような変化をもたらすのか? この観点で話し合いを続けている「電子書籍を活用した教育スタイル創造研究会」の活動の一環として、実施をしたものでした。

どのような効果があったのか? などについては、追って講演の場などで報告をさせていただく予定ですが、今日は そんな活動の様子が伝わり、ソフトバンクモバイル様に取材をいただきました。

受講生3名、デジタルハリウッド・スタッフ、そしてワタシが、それぞれの観点で iPad を使用した学習スタイルをどのように感じたのかをお話させていただきました。立場は違えど共通していたのは、教育環境を持ち運べ、いつでも利用することが出来る電子書籍は、非常に魅力的なものであるということ。あとは どのように無理のない形で現場に導入して行くのかを考えて行かなければならないですね。

ちなみに写真は受講生とスタッフが取材を受けている様子です。ワタシの様子を撮影してもらうのを忘れてしまいました(笑)。

2011/06/08

授業以外も大切な業務

皆さん、こんにちは。教員の高橋です。
授業が始まって三分の一が過ぎようとしています。教員は現在の学生に対して指導するのは当然ですが、
次年度の学生の業務も考えて実行していかなくてはなりません。
今回は、大学院の来年度の打ち合わせを学長を交えて行いました。
その中でも主たる業務を掌るのは大学院事務局の桂さんです。

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元気いっぱい、事務局と教員が連携して作っていく学校それが本学です。
私もがんばらなくては!

 

2011/06/03

いろんなコトがありました。

皆さん、こんにちは。講師の小倉いさくです。本日は、ここ2週間のネタをいくつか紹介します。

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先ずは、フジテレビ『ゴレンタン』収録のはなし。
実は、本学ではお馴染みの「スキージャンプペア」の真島さんが、番組の企画の「パラパラアニメコンテスト」の審査員をするという事で、急遽、見学に行きました。5人の芸人さん達が手がけた力作に驚きつつ、番組を堪能しました。是非、みなさんもオンエアーをご覧下さい。

写真-2b 次に、サンライズの訪問です。本校の卒業生の高山さんに、オンライン教材の紹介をする為に伺いました。ガンダムを制作するチームではないのですが、「ヒピラくん」「コイセント」を手がけている会社です(ご存じなければ、是非サイトをチェックしてみて下さい)。ココでは書けない、業界の話をたっぷりと聞いて帰ってきました。www








それと最後に、イベントの様子です。昨年も開かれた、本学大学院の人気イベント『Evernote』開発者セミナーに関して紹介しましょう。雨の中、100人以上の方が来校された特別セミナーです。これからのEvernoteの話から、アイデアや企画出しの方法まで、様々なお話を聞けました。非常に、面白かったという声を聞くと、こちらも嬉しい気持ちになりました。

おっと、宣伝を忘れていた。デジハリオンラインスクールでは、国内初のオンラインで学べるスマートフォンサイト構築講座を開講します。初回は無料でUstream配信!!というわけで、仕事の幅を広げたい方や、スマートフォン向けサイトの構築ワークフローを知りたい方は、是非とも受講してみましょう〜。スマフォサイトも見るだけではなく、作る時代ですよ!!

小倉イサク
PS 写真
先日、大学のホームルームの時間に、みんなでランチをしました。
青空のもと、気持ちよかったですね!!