「Photoshop」、「Illustrator」。
写真の補正やイラスト作成などを行うデザインソフトとして、皆さんもご存知ですよね?
これらのデザインソフトを開発しているAdobe(アドビ)社から、6月末、待望の新ソフトが発売されます。
その名も、『Adobe Creative Suite3(CS3)』。
6月8日(金)、品川プリンスで開催された、CS3の発表記念イベント
「CREATIVE FREEDOM 自由×自在」に行ってきました!
イベントの構成は「基調講演」「セッション1」「セッション2」の3本立て。
基調講演ではパッケージ全体の説明が行われ、より詳しい機能の紹介はWeb、デザイン、ビデオという3つの「セッション」で行われました。
デモンストレーションを交えつつのCS3の紹介に、会場は大盛り上がりでした。
さて、気になるCS3について、簡単にご説明しましょう!
これまで、PhotoshopやIllustrator、Fireworks、Dreamweaverを使ってデザインをしている時「これがもうちょっと楽になれば…」と思ったことはありませんか?
そうしたもどかしさが、CS3では大幅に解消されそうです!
たとえば、Webサイト制作でおなじみの、「Photoshop」、「Illustrator」、「Fireworks」、「Dreamweaver」、「Flash」はこんな風にバージョンアップされています(*^-^*)
■Photoshop CS3 EXTENDED
CS3では、「CS3」と「CS3 EXTENDED」の2つが用意されています。とにかく起動が早いです。3Dオブジェクトの合成や、動画から静止画を抽出する機能が追加されています。
■Illustrator CS3
「ライブカラー」という機能が追加され、複数オブジェクトの配色を一括で変化してくれるようになります。
そして、ついにIllustratorにも消しゴムツールが登場。消しゴムをかけたところにもパスをちゃんと引いてくれます。
■Dreamweaver CS3
ブラウザのバグのチェック機能がつき、エラー回避のヒントを教えてくれます。これはAdobeのサイトにできたCS3のバグのデータベースと連動しています。
■Fireworks CS3
複数のpngデータを一枚のファイルとして収め、レイヤーを共有することが可能になりました。これを使うと、Webサイトで共有されるパーツを一括で管理できるようになるんです。
■Flash CS3
ここでもIllustrator・Photoshopとの連携がかなり強まっており、PhotoshopやIllustratorで作成したレイヤーをそのままコピペすることができます。
そして、CS3から新たに登場したのが「Device Central」。
これは、今やインターネットを利用するために欠かせないツールの一つとなった携帯電話などの移動端末用のコンテンツの動作確認をするためのソフトです。
■Device Central
モバイルでのコンテンツの動作確認用のツール。
様々な携帯電話の機種に合わせて、さらには使用環境(屋外・屋内での閲覧 など)に合わせたチェックが行えるようです。
次々に繰り出されるCS3のアプリケーションの新機能に「お~!!」と驚きの声を上げている内に、時間はあっという間に過ぎていました。
さらに、会場内のデモブースでは実際にCS3のアプリケーションを触ってみることができました。
(展示コーナーで実際にCS3を触っている栗谷講師)
「なんと言っても【起動の速さ】と【ソフト間の連携の良さ】に感動!
こういうイベントだと ついつい新機能に目が奪われがちだけど、デザイナーとして活動する上ではいかに考える時間を取ることができるのか、ということが一番のポイント!それを実現できるのがCS3の一番の魅力だと感じました!」
と、栗谷講師も大興奮(^O^)
「かゆいところに手が届く」バージョンアップがされたCS3。
発売が楽しみです♪
◇CS3について、もっと詳しい情報はこちらから…
【Adobe Creative Suite 3 発表記念イベントの基調講演】
http://www.adobe.com/jp/CS3event/ondemand/
【Adobe Creative Freedom】
http://www.adobe.com/jp/creativefreedom/?promoid=RVHQ
【CS3の魅力を紹介するすごろく】
http://sugorock.net/?sugoid=flash
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