こんにちは、
デジハリ・オンラインスクールの丹羽です。
毎日暑い日が続きますが、皆さん、いかがお過ごしですか?
私の今年の夏は、登山を楽しんでます。
ここ何年か、登っていなかったのですが、
今年は時間を見つけて登りに行ってます!
先日も、谷川岳に登ってきました。
今日は、その時の登頂の模様を聞いてください!
谷川岳は、標高1963mの「トマの耳」と、標高1977mの
「オキの耳」と呼ばれる2つの頂上をもつ双耳峰(そうじほう)で
日本百名山にも登録されているとても人気ある山です。
谷川岳への道のりは、標高1320mの天神平まで、
ロープウェーで上がります。
天神平から、熊穴沢非難小屋 ⇒ 肩ノ小屋 ⇒ トマの耳 ⇒
⇒ オキの耳 と、歩行時間4時間50分、歩行距離7.2km、
標高差657mを登ります。
当日は、朝8時からの登頂開始を予定していましたが、
寝坊した上に渋滞につかまり、谷川岳ロープウェー乗り場に
ついたのは、10時30分!
予定よりも約2時間遅れです。
実は、この2時間が、この後とんでもないことに・・・
早速、谷川岳ロープウェーで登山口の「天神平」に。
10時40分登頂開始です。
この日は、谷川岳上空には雲ひとつない、
いい天気でとっても暑い日でした。
最初は、比較的標高差がゆるい道のりを、
「熊穴沢非難小屋」を目指して登ります。
40分ほどで、避難小屋まで到着しました。
この調子だと、結構早く山頂につくかもと思ったのですが
ここから先が大変な道のりでした!
避難小屋からの道は、岩が露出した尾根道にかわります。
岩場には、鎖やロープが張ってあるような、急な岩壁が
何箇所もあり、滑らないように気をつけて登ります。
思ったよりも急な岩壁と、容赦ない日差しの強さに、
足もとがふらつき、少し進んでは休憩を繰り返し、
ゆっくり登っていきました。
やがて森林限界を超えると、左右の展望が開けてきて
小さな岩山を越えると、最初の見晴台「天狗のたまり場」に
着きました。
見晴らし台から見える景色は、いままでの疲れを
消してくれるほどすばらしい眺望でした。
少し長めに休憩をとった後、「肩ノ小屋」を目指します。
段差の大きな坂道を登りきったところに、
「サンゲの岩」とよばれる岩山があります。
ここからは、広々としたガレ場が続き、左右には
まだ残雪がのこる山々が眺望できます。
やっとの思いで、坂を上りきると、
そこには小さな「肩ノ小屋」が現れました。
小屋で、お昼休憩です。
まずは、前方の山をみながら、ビールで乾杯!
最高の景色を肴に飲むビールは、最高の味がしました!
実は、私の登山は、このビール一杯のために
登っているかもしれません(笑)!
お腹もいっぱいになり、ここから山頂を目指します。
最初の頂上「トマの耳」までは300m、10分ほどで到着しました!
頂上からは、360度の雄大なパノラマの景色が楽しめます。
この景色を見ると今までの疲れはすべて吹っ飛んでしまいます。
すばらしい眺めです。
続いて、標高1,977mの「オキの耳」を目指す予定でしたが、
時間を見ると、もう2時半、下山時間を考えると
ぎりぎりの時間でした。その上、隣の山頂から雷雲が
立ち込めてきているようでした。
そんな時、ロープウェイーの登場口に貼ってあった、
張り紙を思い出し、山での無理は、事故を招くといわれますので
とても残念でしたが、「オキの耳」への登頂はあきらめ、
下山することにしました。
下りは、登りとは違い息がきれることは、ほとんどありませんが
下りのほうが、足への負担が大きいため、
慎重に下山しなければいけません。
それでも、天候をきにしながら、比較的早く下山できました。
ロープウェー乗り場が見えた時、放送で
「雷雲が近づいています。ロープウェーが止まりますので、
搭乗をお急ぎください」と聞こえてきました。
あわてて、ロープウェーに乗り込み、
ギリギリで間にあいました。
もし、山頂で「オキの耳」を目指していれば、
雷に遭遇していたと思うと、少しほっとしました。
ただ、朝の寝坊がなければ、制覇できたのに...と、
こっちは悔やんでも悔やみきれませんでした(笑)
そんなこんなで、谷川岳登頂は、片方だけ登頂になりましたが
頂上からの景色を思い浮かべると十分満足できました。
また今度、リベンジしたいと思います。
皆さんも、ちょっと登ってみませんか?
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