こんにちは。デジタルハリウッド講師の栗谷です。
デザインの作り手である みなさん そしてワタシたちは、情報を発信する側として「言葉の意味」の正確さに迫られる場合があります。また、ユーザーの立場になると、「言葉の意味」に迷わされる場合も多々あります。多々はワタシだけかもしれませんね(笑)。
ともかく、そのような場合には用語解説サイトなどを利用します。「ウィキペディア(Wikipedia)」などが代表的なものではないでしょうか。ところが、Wikipedia は利用者が自由に執筆できるフリー百科事典であるため、その内容の信頼性に若干の不安があります。
そんな中、こんなサイトがオープンしたのです!
そのサイトとは、「kotobank(コトバンク)」です!
コトバンクは、朝日新聞社、朝日新聞出版、講談社、小学館、ECナビの5社で開設され、「デジタル大辞泉」や「知恵蔵2009」など44辞書、約43万語の用語解説を無料で検索・閲覧できる用語解説サイトなのです。
新聞社や出版社がこれまで蓄積してきた「確かな著者、編者、発行元による用語解説のみ」を掲載し、「信頼性の高い日本最大の無料用語解説サイト」であることが、最大の売りであるとのこと! ユーザーにとっては、このようなサイトが増えることは、とても有意義なことですよね。
さて、実は先日「@」について興味深い話を聞いたので、早速 コトバンクで検索をしてみたいと思います。
入力欄に「@」と入力して検索ボタンをクリック! すると・・・
アット【@】
《 at , (ラテン) ad 》
1 単価…で、…につきの意を表す記号。単価記号。
2 電子メールのアドレスで、ユーザー名とドメイン名の間を区切る符号。アットマーク。
【出典:小学館】
と出てきました。
うーん、思った結果が出ないぞ。「アットマーク」の文字にリンクが張られてるので、さらにクリック! すると・・・
アット‐マーク【at mark/@ mark】
⇒アット
◆「@」を「アットマーク」と「マーク」をつけて呼ぶのは日本語の用法。
【出典:小学館】
出てきました! そうなんです、「@」を「アットマーク」と呼ぶのは 実は日本だけらしいんですよ。やはり本当だったんですねー。
では、他の国では何と呼ぶのか?!を調べてみたのですが、コトバンクでは探しきれませんでした。
そこで、今度はおなじみ Wikipedia で探してみます。すると、ありましたよ!
英語では俗にat sign、at symbolあるいは単にatなどと呼ばれ、文章中ではat(アット)と読まれる。他にも、国によって様々な名称があり、「かたつむり」(イタリア語、エスペラント、ウクライナ語など)、「サザエ」朝鮮語、「ねずみ」(台湾の中国語)、中国では「愛他(アイ・ター)」(彼を愛す)、「小さな犬」(ロシア語)、「ゆれる猿」(オランダ語)、「猿の尻尾」(ドイツ語)「ミャウ(猫の鳴き声)マーク」(フィンランド語)、「ゾウの鼻のa」(デンマーク語)、「シナモンロール」(スウェーデン語)、「ニシンの巻いたもの」(チェコ語)、「シュトゥルーデル」(ヘブライ語)などがある。
【出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』】
いやー、英語のアットサインまでは想像がついたのですが、その他の国々ではいろいろな呼び方がなされているんですね! お国柄が出ていて、とても面白かったです。
このように、用語検索サイトはその特徴によって使い勝手もそれぞれです。つまりは、ワタシたちユーザーが賢く使っていくことが大切なのかなと思いました。
みなさんも賢く利用して、そして何か面白いものを発見したら、ワタシにも教えてくださいね!
突然のコメント失礼致します。
失礼ながら、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://sirube-note.com/russian/
もしよろしければ、こちらのページから相互リンク登録していただけましたら幸いです。
http://sirube-note.com/russian/link/register/
今後ともよろしくお願い致します。
3rqClS1I
投稿情報: sirube | 2009年5 月19日 (火) 16:48
sirube様>
リンク申請いただき、誠にありがとうございます。
大変申し訳ございません。デジハリ・オンラインスクールブログでは、現在相互リンクを受付しておりません。
トラックバックは、全く問題ございませんので、もしよろしければこちらをご利用下さいませ。
コメント並びにリンク申請ありがとうございました。
投稿情報: デジハリ・オンラインスクール ブログ管理担当 | 2009年5 月19日 (火) 20:01
栗谷先生ご無沙汰致しております!
卒業生ページへの掲載有難うございました♪
仕事へのひとつの励みになります。
アットマーク…かぁ。
これからも「DAZZ@デジハリ」の気持ちを持って頑張ります。
押忍。
投稿情報: DAZZ@卒業生! | 2009年5 月23日 (土) 13:47
> DAZZ@卒業生!さん
卒業生ページのインタビュー以来( http://online.dhw.co.jp/graduate/20090512.html )ですね、お久しぶりです!
「at」って言葉には、まさに「ここにいる」といった感があって、なんだかステキな言葉ですよね。
デジハリに根ざしたネットワークが、まさに「@デジハリ」なのかもしれませんね。一緒に頑張って行きましょう!
P.S.
卒業生ページの写真、やはりDAZZさんの方が風格ありますね(笑)。
投稿情報: 栗谷 | 2009年6 月 2日 (火) 19:36