こんにちは。
デジハリ・オンラインスクールの牧野です。
暑い日が続きますね!(;´▽`A``
いよいよ7月になったなぁと思っていたところ、
こんな話を聞きました。
『京都では、6月30日に水無月なるものを食べるらしい。』
ほほう。初めて知りました。
みなさまは、水無月というお菓子ご存知でしょうか?
水無月とは、白い三角形の外郎の上に、小豆が乗っかっている和菓子だそうです。
京都出身のスタッフ丹羽から聞いたところ、
なんでも、6月30日は半年分の罪や穢れを祓う神事
「夏越の祓(なごしのはらえ)」が執り行われ、
「水無月」という和菓子を食べる習慣が、京都にあるそうです。
ずっと関東住まいな私は初めて知ったのですが、
京都では、この時期は普通にいろんなところで水無月が売られているとか。
ちなみに、
水無月は白のういろう生地に小豆を乗せ、三角形に包丁された菓子である。
水無月の上部にある小豆は悪霊ばらいの意味があり、
三角の形は暑気を払う氷を表していると云われている。
(Wikipediaより引用)
三角形は氷、小豆は悪霊払いと、
なにげない造形や素材にも、深い意味合いがあるのですね。
洋菓子大好きな私ですが、この時期は和菓子、
とくに、上生菓子は、眺めているだけでうっとり。眼福です。
※ たねやさんの上生菓子。上の写真のお菓子は7月上旬~8月上旬限定だそうです
春はひな祭り、梅雨には紫陽花、夏には川のせせらぎ、秋はもみじ、冬には椿。
日本の四季ごとの色彩や風景、行事が、
素材による質感や微妙な色合いで表現され、
しかも美味しく食べれちゃう和菓子は、本当に素晴らしいです。
※ とらやさんの「若葉蔭」。今の時期は金魚鉢みたいな、水を表現した透明感あるお菓子が大好きです
一方で、Webやグラフィックのデザインも、
色や形、レイアウトにも目的や伝えたいことなど、
表現されているすべてに意味がこめられています。
何気ない造形に意味を持たせたデザインをする、ということは、
お菓子もWebも変わらないのだなあと思いました(´▽`)
今年の夏は、和菓子を食べつつ、
涼と伝統美を感じてみては、いかがでしょうか?
■色彩とレイアウトの授業を行う城谷講師もオススメ!
たねや
http://taneya.jp/home/index.html
→和菓子はもちろん、写真・Webサイトも美しいです。ぜひにご覧ください。
■とらや
http://www.toraya-group.co.jp/
http://www.toraya-group.co.jp/english/index.html
→英語サイトは、日本語バージョンと違った紹介があります。写真を見ているだけでも勉強になります!
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