皆さん、こんにちは。
デジハリ・オンラインスクールの丹羽です。
突然ですが、皆さん「トロン」という映画ご存知ですか?
1982年に公開された、当時先端のコンピューターグラフィックスを導入した映画で、
CGの原点のような映画です。
その後、28年たって、昨年「トロン:レガシー」が続編で公開されました。
「トロン:レガシー」は、3Dでも話題になったので、
ご覧になった方も多いんじゃないですかね。
私は、残念なことに映画は見れなかったので、
先日、DVDで「トロン」と「トロン:レガシー」を続けて見ました。
「トロン」は、学生の頃、CGを勉強するなら「トロン」を見なさいと言われ、
友達とビデオを借りてみた覚えがあります。
当時の映画をみた感想は、
映像のインパクトとストーリーが新鮮で、
とても感動し、CGの世界をもと勉強したいと思った思い出があります。
私が勉強していたころのCGは、デザインやアート的な部分と、
プログラムの延長で作品をつくるような時代だったのですが、
映画は、デザイン的な部分はあまり感じられなかったのですが、
ワイヤーフレームの世界で主人公が戦う様が、
これぞ「コンピュータ・グラフィック」を思わせる感じで、
ストーリーも、今では普通にある「プログラムを擬人化する」
その発想に新鮮さを覚えた記憶があります。
そんな感覚を、少し思い出しながら、
「トロン」と「トロン:レガシー」を見ました。
「トロン」を見て、
CGってこんなところからスタートしたんだと感慨にふけり、
当時はまだ多かったグリーンディスプレーをみて、
懐かしさがよみがえりました。
そして、「トロン:レガシー」を見て、
今では、見慣れたCG映像ですが、
映像の進化の素晴らしさを再認識しました。
28年前は、静止画一枚つくるのに何日もかかって計算してとても大変だったので、
数十年で、こんなに簡単にリアリティある映像をつくることができるとは
想像してませんでした。
改めて、「CGすごい!」と、感動しました。
デジハリ・オンラインスクールでも、
今年の4月からMAYAで3DCGを学ぶコースができました。
28年前の「トロン」の世界でも、まさか通信教育の学習で、
本物そっくりの映像を「簡単に」できるとは予測できてなかったんじゃないでしょうか。
コンピュータの進化はめまぐるしいものがありますね。
皆さんも、もしお時間ありましたら、28年前の「トロン」と今の「トロン:レガシー」を
見比べて、CGの進化を体感してみてくださいね!
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