2011/10/25

DCEXPO2011開催!

皆さん、こんにちは。教員の高橋です。
今回は、年に一度のイベントDCEXPOの2011に参加してまいりました。
毎回新たなデジタル機器や若手クリエイターの発表の場、海外のクリエイターによる専門講座などが科学未来館で行われました。
 私の一番興味を持ったのは、TOSHIBAの3Dメガネなしの大型サイズテレビです。これまでメガネをつけずに見れたのは小型のサイズでしたが、今回は55型のサイズが展示されていました。個人的には、3Dテレビは普及するのは間違いないと思いますが、3D用の映像を制作するのは手間とコストがかかると言うことです。

また、当日はレセプションも行われました。その中で久しぶりにアスキー総合研究所の遠藤さんと再会。数年ぶりですね。今は、コンサルティングを行っているとの事。

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さらにDCEXPOの顔と呼べる東京大学の河口先生とも再会。今回は大妻女子大学とのコラボで3Dでデザインした着物を学生が着たというプロジェクトが行われたとの事。
河口先生と学生の画像も記念にどうぞ!

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2011/10/18

公開講座「鈴木先生」大盛況!

皆さん、こんにちは。教員の高橋です。今回は昨日行われました公開講座のお話をしたいと思います。
漫画「鈴木先生」は、2007年 文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 優秀賞を受賞しており、非常に人気の高い作品です。
さらに、今回のテレビドラマは日本民間放送連盟賞 テレビドラマ部門 最優秀賞とマンガ、ドラマと高い評価を受けています。今回はドラマの制作を機軸におきながらテレビドラマの河合勇人監督、原作者で漫画家の武富健治先生にお越し頂き、鈴木先生誕生の秘話からドラマとマンガの表現方法、キャスティング、演出などについて語っていただきました。
 これまで、漫画原作の映画やドラマの公開講座はありましたが、漫画家の方にきていただいたのが今回が初となります。会場には、「鈴木先生」のファンから本学の学生まで多くの方に参加いただきました。
 リアルティのある世界観で中学校教員の視点から見た学生との対応は、私のような大学教員でも根底は同じです。むしろ、大学教員よりも学生を抱えるこんな場面に直面することが多い現場なんだなと作品を通して中学校の位置づけを確認した次第です。

 公開講座は終わっても夜の10時過ぎまで参加者と交流を盗っていただいた監督と武富先生に感謝いたします。また話は変わりますが、テレビドラマの一部分は本学の八王子キャンパスを使って頂いた事も何か特別なご縁があったと感じます。
それでは、好例の写真撮影です。向かって右が河合監督、中央が武富先生、左が私です。
では、次回の公開講座もご期待ください。

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2011/10/12

第10回東京アニメアワード表彰式・第7回功労賞顕彰式に出席

皆さん、こんにちは。教員の高橋です。
今回は、10/10に開催されました第10回東京アニメアワード表彰式、レセプションに参加してきました。
震災の影響で開催が延期され、今回の時期に特別開催となりました。
アワードには多くのアニメ関係者が参加されており、声優の方も多くいらっしゃいました。本年度のアニメアワードのアニメーション オブ ザ イヤー作品は、「借り暮らしのアリエッティ」でした。
 この作品は数少ないスタジオジブリ作品の宮崎監督ではない作品で監督は米林宏昌さんが担当されたものでした。
また、公募部門では、フランスの著名なアニメーション学校であるゴブランの卒業制作が選ばれました。
功労賞の選考委員には本学の辻先生が努めており、長い業界の中では重鎮と呼ばれるほどの実績を持った方ですね。

では、ジブリの米林監督(左)と辻先生(右)と私(真ん中)のスリーショットです。
これは貴重ですよ。

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2011/10/11

『シーテック(CEATEC)のソニーブースな一週間』

みなさん、こんにちは。講師の小倉イサクです。今回は、「CEATEC」のソニーブースの話をしましょう。

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先ずは、皆さんCEATEC(http://www.ceatec.com/2011/ja/index.html)という機材展示イベントを御存知ですか?10/4(火)から10/8(土)まで公開されていた機材に関する発表&展示会が『CEATEC』です。
この展示では、ソニー、シャープ、パナソニック、パイオニア、三菱電機、東芝、日立製作所、、、という大手メーカーから、中堅メーカーや、ネジを制作している様な小規模な会社まで、様々な新製品を展示したり、発表する機器展示会です。

実は、私と栗谷先生の二人が、ソニーブースの舞台に登壇してプレゼンテーションを行なわせていただきました。メインはSony Tablet(http://www.sony.jp/tablet/)による様々な機器との連携とその機能を、実際にデモンストレーションするというものです。Video Unlimitedというビデオ配信サービスや、電子書籍Reader、Media Remotoという他の機械のリモコン操作、、、様々なサービスを提供するソニーさんならではのプレゼンテーションです。映画、音楽、ゲームなどのコンテンツを持っているソニーさんならではの『見せ方』は、他を圧倒している感じがします!!

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一方で、CEATEC全体の流行を見て回ると、『4K』という言葉が最も適しているでしょう。ほとんどの大手メーカーが「4K」を表示する為の機器を展示しているのが印象的です。ソニーブースでは、世界初の家庭用4Kプロジェクターが展示機器としては大人気です。というのも、朝の10時に開場すると、お客様が4K映像を観れるシアターに並ぶ為に走っていらっしゃいます。あっという間(5分~10分くらい)に2時間待ちの列になるこの現象は、如何にこの機器を皆さんが期待しているのかの現れではないでしょうか?僕も、その上映をシアターで観ましたが、『メチャクチャ綺麗』です。元々4Kの素材も綺麗なんですが、BDに代表されるフルHD(いわゆる2K)も自然に拡大表示されていました!本当に、自宅で映画館の画質の再現を可能にしたいう感じです!

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さて、そんな一週間を舞台の上で送っていた訳ですが、皆さんも御存知のApple、スティーブ・ジョブズさんの「訃報」が入りましたね、、、。急遽、デジハリでも追悼フォーラムを催しました。学長曰く、『デジタルハリウッドは、25台のMacから始まった』という言葉に、ジーンと来たのは僕だけではないでしょう。安らかにお休み下さい。。。

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PS
これで、『アダムとイブの禁断の林檎』、『ニュートンが重力を発見した林檎』、『ジョブズの作った林檎』が人類史上の3大林檎になった事は言うまでもありませんね。

2011/10/06

株式会社マーベラスAQLにて~高橋名人との出会い~

 皆さん、こんにちは。教員の高橋です。昨日は凄い雨でしたね。私もずぶぬれになりました。
 さて、昨日は株式会社マーベラスAQLの制作発表会と会社合併んお懇親会があり、参加してきました。
マーベラスはゲームやアニメ、ミュージカルなどコンテンツ制作をしており、以前から交流のある会社です。その会社が株式会社AQインタラクティブと合併したということで関係者数百名がホテルオークラに集いました。

マーベラスでは、私が本学の学生のインターンシップをお願いをさせていただき、定期的に学生がインターンをしている企業です。合併後もよろしくお願いしますということで執行役員で人事の若井さんへご挨拶してきました。

そして、我らが少年時代のゲーム代表者、高橋名人とご挨拶。すでにテレビなどで放送されているとおり、現在はハドソンを退社され、別会社でゲームの批評などをされていることで今後ぜひ機会があれば本学でも講演いただきたいですね。でも今の学生は知っているのかな?

 ということで今週の土曜日は研究室の発表会と学園祭です。皆さんの来場をお待ちしております。


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2011/09/27

福岡校で映画「鉄拳」のスペシャルセミナー!

皆さん、こんにちは。教員の高橋です。今回は大学ではなく専門スクールで開催したスペシャルセミナーのご報告をします。東京でこそ毎日のように目新しいコンテンツや様々な情報が錯綜しますが、地方ではなかなか情報もコンテンツ制作も数少ないのが実情です。そんな中、前回、大学の公開講座で実施した対戦格闘アクションゲーム『鉄拳』原作によるフルCG アニメーション映画鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』で監督を務めた毛利さんとともに福岡校でセミナーを開催しました。
今回は二週間ほど前に大学でも毛利さんと対談していることもあって、前回よりもビジネス面よりも映画製作の流れを重点にストーリーや登場 キャラクター紹介など一般には公開していない映像やデータを用いて説明していただきました。参加者はCGデザイナーを目指す学生からゲーム鉄拳が大好きなファンの方まで幅広く参加いただきました。今回より知っていただきたかったのは、監督という職業がどのような役割や責任をもつのか?という点です。監督という職業は制作における責任者ですので、制作の意思決定も敏速かつ、商業活動の中で、消費者を満足させる必要があります。演出というのは、CGであろうが実写であろうが舞台であろうが、一長一短はあっても役割はほぼ同じと言って良いでしょう。今回はフルCGというジャンルというよりも演出家、監督としてのトークに重みをおいた内容になりました。そして、最後に福岡校のスタッフと監督も交えて記念撮影。
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福岡はレベルファイブなどゲーム会社が集積しており、業界関係者も参加していましたので素晴らしい出会いもありました。福岡には何度か来ていますが、ゆっくり関係者と話す時間もなかったので福岡をより深く知る良い機会になりました。今後も東京だけでなく、地方でのセミナー開催が出来るよう常に新たな人脈や数多くの人との出会いを大切にしていきたいですね。

2011/09/17

大学後期の幕開けはホームルームです!

みなさん、こんにちは。講師の栗谷幸助(くりやこうすけ)です。

まだまだ暑い日が続きますが、いよいよ大学後期がスタートをするということで、ワタシの後期はホームルームから始まりました。以前のエントリーでもお伝えしましたが、デジタルハリウッド大学では 本年度の1年生より 1学年を8クラスに分け、社会人基礎力の授業の一環として、月に1度程度の割合でクラス担任による授業を行なう、クラス担任によるホームルームを開始しました。

今日は夏休み明けの授業ということで、まずはどのように夏休みを過ごしたのかをレポートで提出してもらいました。前期の復習をしっかりと行なった学生、旅行に出て 色々なところを見て回った学生、課外活動に精力的に取り組んだ学生、バイトに明け暮れた学生(笑)、とその内容は様々でしたが、それぞれ長期のお休みを有意義に過ごして来たようです。

Entry23_01 そして、今回のメインの内容としては Photoshop の復習を行なって 小グループで作品作りをしよう!ということを行ないました。夏休み前のホームルームで前期授業の振り返りを行なったのですが、CGグラフィックやWeb、映像や3DCGといった演習系の授業のアプリケーション操作の理解に手こずったというような意見が多く出ていました。すべてのアプリケーションの復習を行なうことは難しいですが、すべての科目に関わって来る Photoshop の理解が深まれば、後期の授業も進めやすいだろうと思い、実施をした訳です。

前半は、こちらで用意した素材を使って合成写真を作りながら、Photoshopの基本を復習。そして後半は、3人1組にグループ分けをし「夏の風景(思い出)」というテーマで、グラフィック作品作りにチャレンジしてもらいました。最後には簡単な発表会を行なったのですが、夏というテーマをいろんな側面から捉え、バラエティに富んだ さまざまな作品が発表されました。

この勢い そのままに、ぜひ後期の授業も頑張ってもらえればと思います!

2011/09/11

『アカデミー受賞者のレオ・ベーカー氏来校&特別講義開催』

みなさん、こんにちは。講師の小倉イサクです。今回は、先日来校されたレオ・ベーカーさん(左から二番目)の講演の模様を御送りします。

DSC00981 今年のアカデミー賞といえば、何でしょう?「ソーシャルネットワーク」と「英国王のスピーチ」の作品賞争い?ナタリーポートマンの主演女優賞??確かに、これらの作品が話題でした。しかし、短編アニメーション賞ではPIXARの作品を破って、「The Lost Thing」が見事に栄冠に輝いたということも、是非、知って下さい。まさに、この作品の制作者のレオさんがデジタルハリウッドに来たんです!

DSC00986 印象に残ったのは、「さすが、カメラマンを経験されている方だなぁ」と言う所でした。Lost Thing君は、言ってみれば「ポットの怪獣」です。よって、主人公の人間とは大きさが全く違うので、2ショットやナメショットなどでレイアウト的に大きさが合わなかったそうです。そこで、伝わりやすさに重点を置き、カットごとに伸縮をさせたと仰っていました。「本当のサイズ」よりも「見た目のサイズ」を重要視した結果ですね。また、動きに関しても「目」が無いので心情の説明カットが非常に難しい作品だったとのコトでした。この点も、学生の諸君には「体の動きで心情を説明する技術」を盗んで欲しいですね。ちなみに、レオさんは犬の動きを参考にして制作したとのコトですヨ。

また、せっかくの機会なので本科の学生作品を講評をして頂くという事も御願いしてしまいました!!作品は、観客に見せてナンボです。最初は、恥ずかしいと言ってましたが、アカデミー賞の受賞者の方に講評されるチャンスなんて、今後はナイ!と説得し、制作途中ですが見て頂きました。制作した学生にとっても、嬉しかったのでは?と思っています。

というわけで、今は、アカデミー賞を取ったことで国(オーストラリア)から補助金が出たそうで、世界各国のコンテンツ巡りをされているそうです。今後の作品制作にも是非期待しましょう。

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小倉いさく

PS
レオさん、メルギブソンに似てたなぁ〜。www

2011/09/06

「デジタルコンテンツ白書2011」が発売!

皆さん、こんにちは。教員の高橋です。今学期は震災の影響で授業スケジュールがずれたため、お盆も授業を行っておりちょうど先週から夏休みに入りました。時期をずらしても人気スポットにはまだたくさんの方が来ていますね。
さて、そんな夏休みの中で、昨日デジタルコンテンツ協会が発刊しているデジタルコンテンツ産業の統計資料「デジタルコンテンツ白書2011」が発売になりました。そこで毎年発売を記念したセミナーが本学で行われており、私も参加してきました。予想通り今年のコンテンツ産業の市場規模は低迷しており12兆641億円となっています。コンテンツに限らず景気低迷でどの産業もシュリンクしているのでいたしかたないとは思いますが、政府が20兆円まで成長を目指すといったと3.4年前の目標値には大きく届かない現状が明らかになっています。再度政府のコンテンツ産業政策の練り直しが必要ですね。
画像はデジタルコンテンツ協会の山本さんです。デジタルコンテンツ協会は財団法人から一般法人へ変更するとの事、いずれにしても本学と今後もタッグを組んでいきたいと思います。

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2011/08/24

「サマートライアウト2012」実施!

皆さんこんにちは。教員の高橋です。
今年は震災などがあり、大幅に大学スケジュールがずれこみましたが先週で授業が終わり、夏休みがようやく取れる時期になってきました。ちょっとお休みをとりながら論文執筆に入ります。
さて今回は今年から初めて実施されている入学試験に特別授業が一体となって学習してもらう「サマートライアウト2012」が先週あり、私はエンタテインメント業界構造とキャリアデザインの授業を二日にわたって指導しました。こういう取り組みは、学生の興味を感じることができ、面白いですね。

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では、次回は授業ではない情報をお知らせしますね。ではまた!