本学ではFD(=ファカルティデベロップメント)活動の一環として年3回、大学、大学院合同で、教員研修を実施しています。
これは事前に指名された教員が、通常の授業のダイジェスト版を30分程度で講義し、それを他の教員が生徒として受講、その授業について、良い点、悪い点、改善点について本学CLOの羽根教員のナビのもとディスカッションしていくというものです。今回は大阪サテライトキャンパスからも参加があり50名以上出の開催となりました。
さて、今回、大学院からは「事業計画手法」、「インターネットマーケティング」、「ビジネスモデル演習」をご担当いただいている、海老根教員にデモ講師としてご登壇いただきました。
目の肥えた院生たちを相手に開学以来4年間、ひたすら人気教員として君臨し続けているさすがの海老根教員も、生徒役が50名もの教員ということで、かなり緊張していらっしゃいましたが、始まると同時に教室中を動きまわり、テンポよく講義を進められていました。
一方で、海老根教員と羽根教員の投げかけに応じ、生徒役であるほかの教員のみなさんはグループワークに入ります。常に能動的であることが求めれるのは、本学の通常の授業と同様です。
終了後は懇親会ということで、教員、スタッフが入り混じって乾杯いたしました。何名かの教員に感想を聞いてみたのですが、ほとんどの方が海老根教員のテンポの良い授業と周到に準備された組み立てに感服されていました。「明日から早速真似させてもらいます」とおっしゃていた教員もいらっしゃいました。
このように常に進化し続ける大学、大学院であるために教員の皆さんにはお忙しいところご協力いただいております。本当にありがたいことです。